なんたって純情 | ナノ

普通じゃない



楽勝で合格したブハラのメニューの後は、ゴンたちと合流しました。


メンチのメニューは、お寿司。
ふふん。特上寿司、つくってあげよう!




…卵でね。



「なぁ、ねーちゃんはスシ知ってる?」
「しってるけど…教えないよ」
「な、なんでだよ?!」
「だって…教えたら意味ないもの」


このテスト…考えることが目的でしょー。
キルアには頭よくなってもらわなきゃこまるし。当主として。

「魚ァ?!お前ここは森のまんなかだぜ?!」



あーあ。
レオリオがバラしちゃって、みんな川の方に行っちゃったよ。


…さてと。

「メンチさん、ちょっと食料とってきまーす。」
「わかったわ。はやくいきなさい!楽しみにしてるわよ!」

「あーい」



というわけで、卵をとりに行きます。

目指すはマフタツ山!
あそこには、クモワシという名の鳥の大層美味しい卵があるのです!


けど、だいぶ遠いので、念をつかいまふ。


念能力発動ー


守るものがあれば人は強くなる!


「にゃー。にゃー」

白い子猫がでてきました。
名前はルアちゃん。


この子がでている間、あたしは、人外なスピードで走ることができるのだ!



よーし!





ビュンッ
シューン
ビュンッ



ただいまー
え?速すぎ?

えっへん。そーいう念だからね。

「ルアちゃん、ありがとー!またね」

「にゃー」

クモワシの卵を両手でもてる7つとってきた。

つくるかー。
「よし、まずは…酢をご飯に」




*****


「できた!」

卵の握り寿司を、三貫。
お皿に載せる
我ながらうまいこといった!

美味しかったよ。

「メンチさーんできたー」
「あら…はやかったわね。…アンタ、なによこれ。」
「?握り寿司ですよ?」
「たまごじゃないのよ!!…でも握り寿司には代わりないか…。まあいいわ!いただきまーす!」
「どーぞ!」

ある意味恐る恐ると、箸を使い口に運ぼうとする。

一口大のお寿司を口に含み、咀嚼を…。


「んーーーー!!!!!おぉおおいしーーーー!!なに、この卵のふんわりした感じ!プロの板前でもこんな味出せないわよ!和風でありながら洋風の力強い風味…美味しい!文句のつけようがないわ!!300番、合格よ!」

「やったー。」

あっさりと合格しちゃった。いいのかな。こんなんで。

「アンタ、これどうやったの?」

ぐいっと近づいてきて、あたしに聞くメンチさん。
めんどくさいなもー。

「じゃ、もっかいつくるんで見ててください。」

「わかったわ!」


*****


「あれはクモワシの卵をつかってたのね。それにあそこの味付け!まさかあれを入れるなんて!その発想はなかったわ!」
「光栄です!あ、ブハラさんも一ついかがです?」
「いいの!?欲しいな!」
「どーぞ!」


「んんんんんんんんんまいうううううううううううう」









(ていうか、最近なにも作ってないしなー)





まえ つぎ

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