*2

我が妹ながら、呆れて物も言えない。言える状況でもないけどさ。
お気に入りの大型TVに映し出される裸の男女。不快。
他人のセックスなんて興味ない。

「イザ兄のおっぱーい」
「っ…うぅ……」
後ろに回った舞流に掴まれる。
「うーん、柔らかい!クル姉といいズルいなぁ…」
「…見…」
リモコンを操作してた九瑠璃が呟く。思わず画面を見ると、乳首を弄られて喘ぐ女。
目をそらしたら舞流が乳首を引っ張った。
「ふぅっ!!」
「アレが女性の乳首。イザ兄のもおんなじだね」
「……悦…」
二人が左右の乳首をこね回し、抓り、吸う。
「ふっ…ん‥ぅぅ」
「気持ちいい?ビンビンだよ」
「んんっ!!」
ピンッと爪で弾かれた。
「‥‥垂」
ギャグの穴から唾液が零れ落ち、それを九瑠璃が舐めとる。兄妹の唾液を舐めるなんて。嫌悪に喉が鳴る。
「ふふ。嫌そうな顔してる。そんなイザ兄も、」
「‥好‥」
ステレオで囁きながら両頬にキスされた。


「……濡……」
「ぅあ!!」
九瑠璃が割れ目をなぞる。
「わっ!びちょびちょー」
後ろから手を回した舞流がショーツを食い込ませて引っ張った。
「んっ!ふぅ‥ぁ」
布にクリトリスを刺激されてのけぞった。
「…匂‥」
「んぅ!!ぅー」
股間に顔を近付けた九瑠璃に必死で抵抗するけど、舞流が押さえつけて顔をTVへ向けられた。
「イザ兄のおまんこ、ちゃんと調べないとね」


「ふ…ぁ…」
九瑠璃が指を挿れてきた。
「ほら、あれが女のマンコ。イザ兄のはー…?」
「ぁ‥ふ…んっ‥うぁ……」
「ココがクリトリス」
「んっっ!!」
画面を見ながら舞流がクリトリスを摘み、皮を剥くように嬲る。
「……液‥」
染み出た淫液を指に絡め、涎と涙で濡れた顔になすりつけられる。
「ぁ…う‥…っ!」
3本に増やされた指を根元まで押し込まれ、シコリを刺激された。
「ふぁ!んっ…んんーっ」
「ここがイザ兄のGスポットだね。もう静雄さんに散々弄られてるでしょー?」
悔しいかなその通りだ。
だからこそ刺激されれば反応してしまう。
「‥締……」
「ふぁ…」
もう少しでイケそうと思ったのに、ぐっしょりと濡れた指を引き抜かれた。




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