1

クルマイ×にょたいざや
百合ですか?
いいえ、イジメです。






「イザ兄ーーー!!」
「……捕…」
リビングに下りると背後から妹達に抱きつかれた。
「波江さんは?」
「今日は用事あるって」
「…弟……」
「あそ。で、お前らは何でいるの?」
「‥会…」
「そだよぅ!可愛い妹が家から出られない傷心の兄を慰めに来たんだよ☆」

あれから5日。
シズちゃんのとこから帰ってきて、俺は1回も家を出てない。情報屋なんて信用商売なのに、こんな失態を晒す訳にはいかない。仕事はオンラインと波江さんで回せるし。
それにシズちゃんが過保護とゆうか、なんとゆうか…

「それはありがたいね!だが残念な事に兄はいないよ」
「‥姉」
「そっか。元兄を慰めにきたんだよ☆」
「もう戻れないような言い方するな。ていうか誰から聞いた?」
「波江さん!きっとイザ兄困ってるって」
「…買‥」
「なんだよ」
食料は毎日入り浸るシズちゃんが買ってきてくれる。洋服は波江さんが、下着はセルティが何着か見繕って(新羅に買いに行かせて)くれた。
今更必要なモノは無い。
そう思って開けた袋に入っていたのは………大人のオモチャとAV。しかも無修正。

「…いらないよ」
「いるよ!イザ兄、自分の身体分かってる?」
身を乗り出して笑顔で迫る舞流に気を取られて、背後から近付く九瑠璃に気付けなかった。
「……………………眠」



気がつくとおっぱいを挟むように上下に縄が通り、両手は後ろに括られている。足は開かれて棒に縛られていた。しかも胸開きのベビードールで。

「死ぬの?」
「うわ!一言目がそれ?イザ兄、立場分かってなーい」
「……黙…」
九瑠璃が口枷を嵌めてくる。いわゆるボールギャグ。どこで買ったんだよ…
「じゃ、今からAV上映会アーンド身 体 検 査☆」




[*prev] [next#]
[TOP]
[タイトル]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -