*2

「自分で脱げ」
「…はい」
おずおずと自らのズボンに手をかけた折原は、恥ずかしいのか下を向いたままだ。
「顔を見せろ」
顎に指をかけ上を向かせる。頬を朱に染め涙の滲んだ目は、酷く扇情的だ。
わざとらしい姿態より、こういう自然な厭らしさが俺を煽るのをコイツは知らない。

「ガキだな」
「…だから、四木さんが大人にしてよ」
悔しそうに唇を噛み、下着ごとズボンを脱いだ折原が跪いた。
俺のジッパーに手をかけ、ペニスを取り出す。まだ柔らかいソレを口に含み、吸う。少し勃起すれば唾液を塗りつけ扱きはじめた。
必死な姿が些か可愛いと思ってしまうとは、俺も年だな。自嘲気味に溜め息をつく。

「あがれ」
「でも、まだ…」
「あとでしゃぶらせてやる」
不服そうな折原を膝の上に座らす。サイドデッキからローションをとり指に絡め、中指をそっとアナルに差し込んだ。
「んっ」
もう何度もこんな遊びをしている。1本くらいは何の抵抗も無い。人差し指も入れ、中を拡げるように動かす。
「ふぁ、っう…ん」
無意識に腰を揺らし、ペニス同士が擦れあう。

「勝手に盛るな。これでも舐めてろ」
デッキから細身のバイブを出し、口に突っ込む。
「んぅ…ふっ…」
両手でバイブを持ち、見せつけるように下から上へと舐めあげる。そのまま奥まで銜え込み、出し入れした。
「ホンモノも、それくらい上手ければな」
「ん。だって、四木さんの大っきいし」

「あぁ。ガキには無理な話だったな」
悪い悪いと首を振れば、わざとらしく拗ねた。




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