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MEMO
パワーリスト着用義務

スーパーのバイトで善哉を作り、ひたすら配ります。財前君のために作るから、美味しいはずですよ。料理の決め手は愛情ですから。

遅まきながら、ザワさんの最終巻を読みました。

私の部活少年萌えはあそこに詰まってるよ。試合ももちろん熱いし、萌えますわ。そりゃあね。面白いものを漫画にしてるわけだからそうなるよ。スラダンしかりペダルしかりドラジャムしかり……
でも、ザワさんはその選手のフッとした油断というか「なんであいつはこんなに頑張っちゃってるのかな?俺、ここにいていいのかな。」みたいに、一生懸命であるが故に突如襲われる虚無感をコマ送りで見せてくれた作品だなと感じました。
1巻が出た頃は、私にとっては単なる筋肉拝むための作品(ハムとか日焼けとか腹筋とかなんかそーいうフェチ描写がすごく多かった。男女一緒にやってくれてめっちゃありがたかった)だったんですけど、巻を追うに連れてキャラ一人一人の独白が多くなり、上に書いたがむしゃらにやっていく途中でつい立ち止まってしまう場面がどんどん出てきて、その度にピュアなのかドロドロなのか判断つかないキャラの内面を見れるようになったんですよ。
そのキャラたちが感じる苦い思いが、そのコミュニティでその立場にいなきゃ絶対味わえないものなんですよ。それを漫画で見れたのがすごくよかったです。

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13th.Jan.2014


 
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