橙色の三つ編みと黒色のセミロング | ナノ



ちょっとどきどき
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「・・・あの」

「んだゴルァァァァ(巻舌)」

とてもお上手な巻き舌です。
私もやってみましょう。

「もしかすルゥゥゥと、免許持っていないのでは」

「!?・・・もっ持ってねーよゴルァァァ」

「そルェェェェは犯罪ですよ」

「!?(巻舌うまっ)」

「!?(巻き舌の神降臨!)」

私は二人の青年に車に乗せられ、今はどこかへと向かい中です。
一人は運転席、一人は後座席の私と隣に座っています。
しかし、この運転手の青年は無免許だそうです。
私は捕まったりしないのでせうか。心配心配。

「そルェェェェにしても、何故こんなこのをすルゥゥのですか」

「おルェェ達は、神威に恨みを持っていルゥゥんだよ」

「何かさルェェたのですか」

「少し前にな。お前が連れ去ルァァルェェたって聴いたらすっ飛んでくルゥゥだろう」

「そうでしょうか」

「そうさ。何日か観察してたかルァァな」

ここは、神威さんが助けてくれるのを待つしかないのでしょうか。

「観察してたことには何も言わないんだ・・・」

++

「めいー」

「今日は来てませんよ。珍しく無断欠席」(←だーやま)

「・・・何で」

「さぁ」

今朝からめいを探しているけれど、全然見つからない。
あいつがサボるなんてことはありえないし。
何かあったのだろうか。
そのため、俺は不機嫌である。

「団長」

「何だよ」

「これ今朝もらったんだけど」

阿伏兎が渡してきたのは、一枚の手紙だった。
純白で、外は『神威』としか書いていない。

「ラブレターかな」

「違うな。ありゃあ春雨高校のやつらだな。見覚えがある」

「・・・なんであいつらが」

「中身を見たら分かるじゃないんですか」

俺は封を破り、中身を見た。





「めい!!」

「焦るな団長!!!居場所もわからねぇんだぞ!!!」

「邪魔すると」

「わっ分かりましたよ。こっちでも探すんで情報掴んだら連絡します」


そして、俺はめいを探しに外へ走った。














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