橙色の三つ編みと黒色のセミロング | ナノ



効果は今ひとつのようだ。
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「あっ春菜ー、どこに行っていたんだ」

「ちょっと地獄に」

「ああそ・・・えっ今じごっえ゛?」

「はい?」

「いや・・・空耳か」

「変な山田くんですね。フッ」

「お前いま鼻で笑っただろ」



「5時間目は体育ですね」

「食べたばっかなのにな」

「あ゛」

「どうした」

「ズボン忘れました!!!!」

「まじかよ!怖いぞあいつ(←先生のこと)・・・」

「かっ借りてきます!!」




「あっめいだー。さっきぶり」

「神威さん!体操着のズボン持ってませんか!?」

「俺普段授業受けないからなぁ・・・」

「仕方ねぇな。おじさんのかしてやるよ」

「ありがとうございます!えーと・・・あっアプンツォルゾーネさん!!!」

「阿伏兎がどうやったらそう聞こえるんだよ・・・・」

「アプゾンマゲーネ殺す」

「なんか違うし殺さないでくれる」

「私暴力振るう人嫌いです」

「もう一生誰も殴らないよ」

「素直すぎるでしょあんた」



「セーフですか」

「なんとか。青いな」

「上は赤ですよう。ぶかぶか」

「あっ始まる」



「・・・・・・・・・・・」

「見すぎ」

「しねアプウンコブーネ」

「うんこちゃう」




「放課後です」

「じゃ春菜また明日」

「さようなら。フッ」

「今鼻で笑うとこあった?」


「めい」

「神威さん」

「送る」

「悪いですよ」

「いいから」

「・・・お言葉に甘えて」


「神威さんていつも喧嘩してるのですか」

「そんな常日頃からしてないよ。少なくて週に1回」

「怖いですね。私だったら一目散で逃げます」

「大丈夫だよ」

「何でですか」

「俺が守ってあげる」

「心強いです」






「まぁまぁいい感じじゃないか」
「少し距離が縮まったか」
「団長も頑張ってるみたいだしな」














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