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「あ、ユウキ。俺も呼び捨てでいいから。コウさんって何かやだ。」
「わかりました、コウ。」
あ・・・こっちも可愛い←
なんかコウ、たまに子供っぽくなるな・・・
「なあ、ユウキの歓迎会?しねえ?」
「賛成!」
「面白そうだから乗る。」
「え・・・良いんですか?」
「あー、やらせとけよ」
「でもコウ」
「商品開発は今日休みなんだよ」
「え?」
「だから暇でしょーがないの。」
「はあ・・・」
とりあえず僕は頷くしかなかった。
ていうかギンガ団って部?ごとに休みあるんだ・・・
あ、テーブル(多分)の上にゲームとか本が
明らかに暇でしたって感じでやり散らかしてある。
「ユウキ、好きな食べ物とかある?」
「・・・・・・・・・わかめ(ボソ」
「・・・え?」
「あ、何でもないです。オムライス食べたい!」
「(絶対わかめって言ったわね)わかった!ちょっと待っててね」
アヤコはそれだけ言うと、どっか行っちゃった。
・・・わかめ・・・
「ねえねえ、ユウキちゃん。」
「?はい」
「キミ、本当にいいの?」
「うーん、何がかはわかりませんがもうここまで来ちゃいましたし。できる限りのお手伝いはさせていただきますし、機密は漏らしません。」
「・・・へぇ」
そう言うと周りから拍手が起こる。
僕、何変なことかいった?
「そうだ、僕は本部の方の考えが嫌いです。」
「・・・」
「それだけは早いうちに言わなければと思いました。だから、あの、」
「大丈夫、本部の意見に賛成できない奴は結構いるから。」
「え」
それは大丈夫なの?商品開発部。
僕としては安心できるんだけどいいの
それ。
「俺らが作った物って一般の人も使ってるんだよねー。」
「むしろそっちが嬉しくてこの仕事やってます!」
「あ、ウチも!」
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