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「#エロ」のBL小説を読む
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- ナノ -
02
「ん〜」



──ぱちり



「あれ、あたし…?」



「おはよう、ぼくのお姫様?」



「キキキキ、キッシュ!?



楓が目を覚ますと、ここには居るはずの無い人物が目の前にいて意識がいっきに覚醒した



「そんなに驚かなくてもいいだろ?あっ!もしかして、ぼくに会えて嬉しいからとか?」



キッシュはクスクス笑うと楓が寝ているベッドに腰かけた



「なんで、キッシュがここにいるのよ!?」



楓はキッシュを警戒して、ベッドから降りた



「えー、何でだと思う?まっ、教えてあげないけどね?それより、もう起きて大丈夫なの?頭まだ痛むんじゃない?」



楓はキッシュにそういわれ、そういえばサッカーボールが顔面に直撃したことを思い出した



「って、なんでキッシュがそれを知ってるの!?」



「何でって…ずって見てたからに決まってるからだろ?」



楓は全然気付かなかったと後悔した



「それよりさっ、せっかく2人きりで邪魔者もいないんだから楽しいことしようよ♪」



「2人きり?何言ってるの?保健室には保健の先生がって…!先生!」



保健の生活はキッシュに何かされたのか、床に倒れていた




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