×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -
06

「ねぇ、なんか今日の楓おかしい!」


「うん、あたしもそう思う…」


「いきなりどうしたの、本当?」


「あたしにも分かんない…」


放課後、楓と亜沙美と美香はファミレスに来ていた


「なんか、今日の楓は人間技じゃなかった!」


「朝のありえないジャンプに…」


「体育の時の高跳びといい、100m走のあの速さ!」


「「いつもの楓じゃない!」」


亜沙美と美香の台詞が見事重なった


「そんなこと言われても、あたしにも分かんないよ…」


「だって楓の高跳びの記録なんてせいぜい1mでしょ!?なのに今日は2mは軽く越えちゃうし…」


「100mのタイムなんて、いつも18秒のくせに13秒って…」


「「ありえない!」」


「うん、あたしもそう思う…」


楓含め三人はう〜んと首を捻らせた


「奇跡としか」

「言い様が」

「ないわね。」


ちなみに上から楓、亜沙美、美香の順番だ


「明日になれば元に戻るんじゃない?」


「ありえそう!楓、運動音痴だし!」


「明日には戻ってるわよ!」


楓たち三人の考えはとても浅かったと、次の日また思い知らされることになる


*prevnext
TOP