姉と私と
2018/03/27

一管理人として、同人サイトで私生活の部分を語るのは申し訳ないと思いつつ、今回は姉との事を綴りたいと思います。
興味ないなぁという方は、ブラウザバックでお願いします。
念のため、改行します。

















幼少期から小学生頃までは、素っ頓狂な私を姉がシメるというのが私達姉妹の関係でした。ちびまる子ちゃんを想像していただけると、話が早いです。あんな感じでした。口うるさい妹を素手でねじ伏せる姉、特段珍しくも何ともない様式美だと思います。
ぶっ飛ばされた瞬間こそナニクソ精神なんですが、思い返せばぶっ飛ばされて然るべき言動だった事がほとんどでした。
喧嘩してる時以外は仲良しだったのかと言われれば、全くそんな事はなく、いわゆるスーパードライな姉妹だったわけです。普段から姉の存在が恐怖だったにもかかわらず、ふとした拍子に怒らせるような事をやらかしていた私はアホ以外の何者でもありませんでした。

私にとって姉は絶対的恐怖であり、その反面で先生だったような気がします。
例えば、どんな事をやったら親に怒られるんだとか。例えば、どんな事をやらかしたら停学になったり親が学校に呼び出されるんだとか。姉の背中がそれを教えてくれました。
結局、別件で姉妹揃って親に呼び出しを食らわさせてしまったのは、また別のお話です。

そんなこんなで、アホで小賢しい妹に対し、姉はずーっと「トトロのめいちゃん見てるとお前を思い出すよ」と言い続けました。
流石に中学、高校にもなると喧嘩は減り、今では靴や服の貸し借りをする仲です。
最近、一緒にテレビを観ていると「この子(某笑ってコラえての司会の姉ちゃん)見てるとお前を思い出す」と言われ、ついに姉の中での私の存在が次元を超える事が出来ました。

もともと、お互い「こいつうぜぇな……」と思いつつ、本質的には嫌い合っていなかったような気がします。
現に私は姉好きを公言していましたし、姉は姉で「あいつはやれば出来るんだよね」と私のいないところで話していたらしいです。
オリンピック意識してるの?くらいの頻度で一緒に出かけたり、お互いの誕生日にプレゼントを送り合ったりと、そこそこ仲良くやれてます。

そして先日、姉が結婚しました。
あーそういえば入籍するの今日だったよな、とおめでとうLINEを送ったところ、「ありがと。5分前に婚姻届だしてきた。(新しい名字)になりました」といった返事が来ました。
何ていうか、想像を絶するほどの嬉しさに見舞われている自分がいるんです。嬉し泣きするレベルです。
こうして言葉にすると我ながら軽く見えてしまうんですが、それはまあご愛嬌ということで一つ笑って許してくださると幸いです。



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