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オプティマス・プライムさんという存在。

オプティマスについて考える機会が最近やたら多いです。リクエストもあって話の数が一番多くなってしまったし…感想も一番多いので、創作するのにとても楽しいキャラです。
最初に好きになったキャラが実写のバンブルビーなんですけど、そのあと将校に惹かれ…いろんなこと知るうちにアイアンハイドの力強さにうつつを抜かし、ラチェット先生のどえすっぷりに束縛されたくなり…
司令官は最初戦闘がめちゃくちゃかっこいいなぁ、くらいに思っていた程度なんですが、知れば知るほど奥深いキャラで魅力をすごく感じ出して、現在はもう誰が一番推しロボかわかんなくなっています。みんな違ってみんないい。D軍も然り。どちらかというとA軍が好きです。結局三部作プラス一作見て、一作目のオートボットが一番好きという…リベンジ以降のキャラをそこまで私が調べたり掘り下げたりしていないだけなんですけど…

そんな中、知れば知るほど書きたくなるのが司令官です。鈍感、くそまじめ、年取ってて純粋、実直、苦難を誰のせいにもしない。
そして結局、信念を貫く…
うまく言えないけど、自己犠牲を使命だと思っているあたり、自分の幸せに対してはこと鈍感で、完璧だけど完璧じゃない。神様みたいに完璧じゃないから、惹かれるのかなぁ。
もし未来を過ごす人間と知り合えたとしたら。どんなかなと想像するに…
周りの自由の権利というものをいつも掲げている司令官ですけど、結局無意識にいちばん自由を欲してるのは司令官なんだろうなっていつも見てて思います。
それで、考えて考えた結果、本当に一般的な感受性をもった人間と知り合えたら、案外オプティマスは小さな自由を手に入れられるのではないか、と思うのです…
オプティマスが背負うものが大きいからこその、すごく小さな世界で、オプティマスに普通の世界を経験してもらいたいなという…
希望っていうか。
小さな世界だと自由がかなう。同じ種族だと、立場を弁えた行動に走るキャラが多いけど、色眼鏡をかけずにオプティマスを鑑みることが出来るのは人間しかいないのかなって。
まぁ…そうはいいながら、原作を無視して擬人化入れたり、いちゃついたりご飯食べたり、時にはいかがわしいことしたり、かなり奔放に書き連ねては自分よがりな宇宙広げてる感が半端ないですけど…

小さな自由と優しい未来を、TFに味わってもらえたらいいなと願っています。
戦うために生まれた彼らの、ちょっと気を抜ける休日。
おこがましいけども、それが全て。
にせものだけども、それが全て。

2014.09.08