BALLAD −iris küssen Leviathan− | ナノ
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―#1 いつか終わる世界の片隅で

 次に会った時、男はもうそこにはいなかった。
 怯えた瞳を宿した儚い瞳。しかし、その瞳に覚えがある。

――「あなたは、……だれ……なの?」



 時のいたずらにより出会った二人の男があの地下街の片隅、手にしたナイフとボロボロの身体で孤独に生きていた少年と別れてから数十年後。
 あっという間に時は流れ、男は若さだけが全てだった時を駆け抜け初老手前の年齢に達していた。
 あの時別れたきりの年の離れた弟、息子のようにかわいがっていたあの冷たい眼差しをした少年はきっと背も幾分伸びた立派な青年……なかなかいい年齢となっているだろう。
 もしかしたら彼も地下を抜け、地上で家庭を築いてどこかで幸せに暮らしているのかもしれない。
 
 男はあれから長い旅を経て地上へ飛び出した、そして、自ら巨人と戦う道を選び、今も進んでいる。
 この壁内の壁にはそれぞれ名前が付けられていた。一番外の壁から、名前はマリア・ローゼ・シーナ。
 巨人の脅威から逃れるべく築いた3重の壁に覆われたこの世界の最も外側の壁にあるウォール・マリアの突出した東に位置するシガンシナ区。そこが今の彼の世界である。



 初めに。この世界は巨人に支配されている。人類は巨人から逃れるために地上で3つの壁を築き、そして100年の長きに渡る平和と安寧を保ってきたのだ。
 人類は巨人に対してあまりにも無知であり、そして非力だった。
 巨人からすれば抗う術を知らない自分達は単なる捕食対象として、常にあの大きな目にじろじろと、見つめられているのだ。
 そんな壁に囲まれた人類たちは、未知の領域である壁外へ挑み続ける集団が居た。
 それが、自由を求め、人類の未知の領域へ進撃を続ける調査兵団である。

 実際に見た瞬間のあの恐怖を、無残に食われる仲間の悲鳴を、巨人の前ではどんな夢も希望も、一瞬にして失われることを男は知っている。その中で出会い恋に落ちた女性は命懸けで両脚を巨人に食われながらも必死に二人の間に授かったウミをこの世に産んだ。

 だからこそ、女は願った。娘の成長とささやかな平凡でもいい、好きな人との幸せを。そう、子供の幸せが何より。それを願わない親はいない。
 巨人に遭遇することもない平和なこの壁の中で、これからも切なさを孕んだ声で夢を歌っていてほしい。彼女の歌はどんな暗闇の底でも一縷の光となって、照らすのだ。

――「お父さんやお母さんみたいに、私も調査兵団に入りたいの。ね、お母さん、いいでしょ?」
「駄目ったら駄目。絶対に駄目! 可愛い娘をそんな危ない道になんて行かせられないわ。私の足がどうして無くなったのか。あなたなら、分かるでしょう?」
「そ、それは……お母さんがドジだったから巨人に食べられたんだよね? お母さんはそれでも私を産んでくれたよ」

 娘はいつも空を見上げては必然と壁の外の世界に憧れるように、そして男の姿を見て、壁の外に出ることが出来る調査兵団に強い憧れを抱くようになるのにそう時間はかからなかった。

 朝の風景、鼻歌交じりの歌声が二階から響く。

「おーい、そろそろ行くぞ!! ウミ。開門しちまう」
「はぁい、待ってて、お父さん」
「全く……毎日何をそんなに準備する必要があんだよ、まさか、男でも出来たのか!?」
「ちっ、違うもん、お父さんのバカ!」

 ウミ。
 彼によく似た風貌をした、優しい瞳の色と腰まで伸びた柔らかな髪がくるりと振り向いてはにかんだように微笑んでいた。
 彼の娘である彼女もまた、自ら兵団を志願し、優秀な調査兵団兵士長であった母親と父親の間に生まれた調査兵団のサラブレット。と言う事で、特別な計らいを経て訓練兵団の過程は抜けずに歳を重ねて少女とも女性とも見て取れるアンバランスな時期には調査兵団の最年少分隊長として、精鋭の一人となっていた。
 見た目は何処にでもいる私服姿で街を歩けばただの少女と大差ないが、彼女の身体は歴戦の亡者の証を残していた。
 母が「女は髪が命よ。例え兵士だとしてもあなたは女の子、私の大切なお姫様。そしていつか大切な王子様の為に、この髪は伸ばしておきなさい。愛する人と結婚する時に必ず髪の毛は大切なものになるから。それを忘れないで」
 ウミが毎朝時間をかけて長い髪をくるくるとまとめて結うその手は豆だらけで、傷ついていた。
 まだ誰のものでもない無垢な彼女の全身は既に立体機動装置のために使用している負荷に耐えるためのベルト痕が縛り付けるように彼女の肌に刻まれているだろう。

 腰まで伸びた長い髪。指先で編み上げ、そしてくるくると器用にまとめ上げ、緑色の調査兵団の象徴である交差した自由の翼。
 それが自らの誇りである。
 雨風も凌げる防水性のフードを深く被るその風貌は未だあどけなく、立ち上がったその体躯もまだ未熟、どちらかと言えば女性特有のふくらみよりもまだ平面が目立つようだった。
 子供でもない、しかし大人でもない。そんな複雑な年ごろ、そしてあどけない少女の姿がそこにはあった。

「おはよう、ウミ」
「おはよう、お母さん」

 階下へ向かうと、ガラガラと車輪の音が聞こえて、顔を上げればそこに居たのは同じようにしなやかで朝の光に輝く髪を靡かせ、優美に微笑む美しい母の姿があった。
 しかし、その見た目の美しさからはにわかに似つかわしくない彼女の足は、見るも無残に太腿から下までが欠損していた。
 母がまだ若かりし頃、父親と共に馬に乗り調査兵団の兵士長として大地を駆け抜けていた母は自分を妊娠中、その下肢を巨人の中でも予測不可能な動きで遭遇すればあっという間に全滅に追い込まれる奇行種に食われたのだ。
 不自由な生活を強いられながらもそれでも自分達の帰りを待つ母の為にも戦果を挙げなければならない。
 二人が壁の外へ飛び出すのは母親を捕食しかけた奇行種を討つためでもあるのだ。
 挨拶を交わし、出発しようとした時。

「ウミ!!」
「あっ、」

 ドアからひょっこり顔を覗かせたのは今か今かと開門を待っていた自由に憧れる近所の幼馴染でもある少年の姿だった。
 母によく似た大きなエメラルドグリーンの目を輝かせ、少年はウミの元に駆け寄った。
 呼ばれた自分の名前にくるりと振り向いた少女。昔は花冠を器用に編んで弾むような声で高らかに歌を歌っていたあの横顔が今は兵士としての貫禄ある顔立ちへと変わりつつあることに対し母は寂しさを抱いた。

 遠巻きに幼かった少女から女性へと姿を変えつつあるウミを見つめながらエレンの元へ駆け寄るウミ。
 歳が離れた姉弟のような2人はいつも遊んでいた。愛らしい大きな瞳をしたまだ幼い少年。いつもの顔なじみ、ウミはその声に駆け寄りまだ幼い大きな瞳を見つめ返した。

「カイトさんとミナミさん、おはようございます!」

 小さな男の子特有の愛らしい大きな瞳を輝かせ、まだ小さな身体に抱えきれないくらいのたくさんの夢を詰め込んだ弾む少年の声に夫婦も、娘もやんわり微笑んだ。

「おう、おはようエレン。」
「あら、おはよう。今日も私の分までお見送り、よろしく頼むわね」
「はい!」

「エレン」と、そう呼ばれた子供は隣近所のイェーガー家の大事な一人息子である。
 父親同士が昔からの知り合いだとか何とかで親交があり、よく行き来する中で年の離れたエレンとウミは必然的によく遊ぶようになったのだ。
 ウミとってエレンは守らねばならない弟のような存在。自分よりもまだ子供の幼いエレンのお世話や遊び相手はいつも通りウミの役目。
 年の離れた姉弟のような可愛らしく微笑みじゃれ合う2人の姿に車椅子の気の強さを隠し切れない風貌をした女性は眩しそうに瞳を細めた。

「それじゃあ、そろそろ開門前だから準備しに行かないとね」
「ああ。よし、行くか。装備と俺の愛馬ちゃん……タヴァサはあいつらが持ってくんだろ?」
「大丈夫、私の班に頼んだ」
「アンタたち、頼むから死なないでよ。巨人の討伐数とか、私の仇を討とうなんて、いちいち考えなくていい。どうか五体満足で、この家に帰ってきてちょうだいね」
「はぁい。お母さん」
「ああ。そうだ、もちろんだとも、この心臓はな。いつだってウミ、そしてお前、いやウミのお母さんに捧げているんだ。このでっかい壁の外に出て、壁の外を散歩してる巨人を一匹残らずやっつけて、外の景色、ってやつを、……お前らにも、そうだな、エレン、もちろんお前にだって、いつか見せてやるからな。それまで楽しみにしとけ」
「オレもいいの!?
「ああ。けど、お前の親父とカルラさんには秘密だからな?」

 あれから幾年、地下の暗い世界を抜け出し、やがて自分によく似た面差しをした一人娘の父親となったカイトと呼ばれた男は今や背中に自由の翼を刻み、そして変わらず、戦い続けていた。
 2人に言い聞かせるようにぽんぽんと頭を撫で男は立ち上がる。

「かっけぇ〜オレもいつか必ず調査兵団に入るんだ、」
「エレンは入らなくてもいいじゃない」
「何でだよ!! オレだって絶対調査兵団に入るからな!!」

 そう言ってきかないのがエレンである。そんなエレン達と途中まで一緒に街を進み、合流地点まで向かうと、先に待機しているいつも大人しい金髪に青く大きな瞳を宿した少女のような愛らしい風貌の少年が待っていた。彼もウミの大切な幼馴染であり、そしてエレンの親友でもあるアルミン・アルレルトだ。

「アルミン!」
「ウミ、久しぶりだね」
「うん、アルミンも元気そうだね。相変わらずかわいいなぁ〜〜!」
「わあっ、ちょっとウミ!! 僕もエレンと同じく男なんだけどなぁ?」
「あっ、ごめんごめん。違うの! ついつい、」

 戸惑うアルミンを抱き締めるように。開門前で久々の壁外調査に気分も高揚しているのか、何処かノリノリのウミとエレン。しかし、この時からアルミンはしっかり物事を見据える瞳を持っていた。アルミンの不安は的中するのだから。

「ウミ、本当に気を付けてね。何かあったら、困るよ」
「大丈夫、任せて、これでも私、最年少分隊長だよ??」

 そして、その背に翼を背負った少女は得意げに、誇らしげに胸を張る。誰にも何も言わせない、年齢など関係ない、自分は実力でここまで上り詰めたのだ。
 調査兵団の最年少・分隊長としての誇り、それが今の彼女の生きた証となるのだろう。

 壁の外へ飛び出すべく、壁外への一番の出口になる東突出区であるシガンシナ区、ここは一番壁外に近く、自由を感じられるが、しかし、有事の際、万が一何か……巨人がこの壁を破壊しようものならば人間を捕食する道の生物である巨人の脅威に一番晒されるであろう危険と死と隣り合わせの地域なのだ。

 辺りには開門のベルが鳴り響いていた。男は振り返り自分達の仲間達へ呼びかける。

「おはようございます、ウミ分隊長!!」
「皆、おはよう、今日もよろしくね」
「はい、分隊長の行く道に何処までも着いていきます!!」

 先程の笑みから一転して、ウミは真顔で自分の後を信じて共にする志を共にした、公に心臓を捧げ進撃する兵士達へ敬礼をした。

「おおし、行くぞ、お前ら!! 今日こそ巨人から俺たち人類の領域を、自由を取り戻すんだ!!」
「おおおおおおおお!!」

 男は白銀の毛並みの美しい馬に跨り、そしてその背中には交差した自由の翼を刻んだマントを翻し、自分達の背後に居る同じ志を持つ心臓を捧げた仲間達へ呼びかけ、仲間達は応え、未知なる領域へ挑む自分達を鼓舞する。
 その上背のある身体にくるんだ大きな背中を包む深い緑のマント、背中の翼は自由の象徴、シガンシナ区の子供たちの憧れの存在だ。
 彼の言葉に盛り上がる兵士たちの輪の中で、そんな実父の姿を見て浮かない顔をしたあどけない風貌の少女のままのウミ。
 彼女は隊列の先で皆を鼓舞する彼の姿が正直暑苦しい、と恥ずかしさから、そして貫録を出す為にその幼い顔立ちを隠すようにフードを深く被ると知らないふりをした。

「全くもう……恥ずかしいんだから。毎回あんな風に大声で叫んでっ、お父さんのバカっ」

 父親の副団長としての地位まで上り詰めたのは、正直彼が持つ実力ではない。
 自分達の所属する調査兵団はそれほどまでに常に死神が付きまとう死亡率が高い危険な兵団なのだ。先陣を切る人間が一人、また一人と、壁外調査で命を落とす度繰り上がり式で兵士は出世し、そして恥ずかしいと俯く少女もまた、幼いながらにこの調査兵団の中の精鋭の一人である。
 それでも彼らは最後の一人になるまで進撃を続けるのだろう。
 この壁の先に何があるのか、それを知るために。
 調査兵団はいつも資金不足と人手不足に悩まされているし、壁外調査の度に莫大な資金を消費する。しかし、訓練や経験などお構い無しにどんな手練も奇行種の前では無力で、壁外調査と言っても恐らくはここに居る半数以上は巨人の犠牲となるだろう。

 そんな常に死と隣り合わせの自分の父親と同じ兵団を望んだのは自分だが、やはり身内の家庭とは違う兵士としての姿に恥ずかしい気持ちになるのは無理もないだろう。
 俯いて恥ずかしがる少女を宥めるように、彼女よりはるかに上背のある男が傍でそっと低いバリトンが響く。
 そして、聞こえた声に耳を澄ませば、青い澄んだ瞳をした意志の強い瞳が真っすぐに自分を映していた。

「君が恥じらう必要はない。君の父親は立派だ。そんな彼の娘に生まれた事を君はもっと誇りに思うべきだ」
「エルヴィン!! もう……分かってないわねっ、それはねっ、自分の身内じゃないからそんなことが言えるのよっ!! 身内からすれば自分の父親が同じ兵団であんな風に「みんな頑張ろうぜ」って鼓舞しているのを見せつけられるのってすごく恥ずかしいのっ」

 そんな彼女に声をかけてきたのは白馬に跨り金髪の髪を綺麗にまとめていつも毅然とした態度で大人の男性の余裕だろうか、風貌をした同じ分隊長であるエルヴィン・スミスが微笑んでいた。
 彼に軽くポンポンと宥めるように、頭を撫でられたウミは赤い顔で俯いていた。

 父親と母親の巨人を駆逐するという揺るがない意思は確かに娘のウミに受け継がれているようだ。
 しかし、その血を引き継いだ娘だからこそ、両親は何としてもウミを巨人に喰われる恐怖のない巨人の汚い返り血にまみれ、そして、仲間の殺される悲鳴のない世界で生きてほしいと強く願っていた。が、彼女を遠ざければ遠ざける程、彼女はますます壁の外の世界へ憧れを抱くようになってしまったのだった。

――「あのね、お母さんはあなたを巨人に食べさせるために産んだわけじゃないのよ。分かるわよね? ウミ?」
「(お父さん、お母さん、ごめんなさい……。壁外がどれだけ危険か、そんなの身に沁みる程調査兵団に入ったことで嫌って程思い知った。たくさんの仲間達が死んで、でも、私はそれでも……)あの人の役に、立ちたい」

 馬に乗り持ち場へと去り行くその大きくて広い背中を見つめながらウミは人知れずに呟いた。
 自分が戦績を残すのは、そう、兵士として持つことは許されざるこの私情の為だと言ったら、人は笑うだろうか。公に心臓を捧げた兵士が、まさか一個人に対して心臓を捧げようとしているなどと。

「私の初めてはあなたに捧げるわ!! 愛しているのエルヴィン!!」

 その時、背後から突然そこそこのボリュームある声で低い男の声がした。

「ちょっと!! 声!! 大きい!!」
「顔に書いてあんだよ、バーカ」

 さらりと、夕焼けでもないのに目立つ髪をさらりとなびかせ慣れない馬に悪戦苦闘しながら得意げに嘲笑うニヒルな笑顔が見えた。

「クライス!! 今日こそ巨人の囮にするよ」
「それは勘弁だな」

 クライス・アルフォード。ふざけてはいるが彼もれっきとした兵士、そして一応彼も自分の班の精鋭の一人でもある。
 しかし、本来の彼は調査兵団へ多額の活動資金を提供する側のスポンサーなのだが、何が彼を突き動かしたのか、スカウトと金にものを言わせて高貴な身分の人間でありながら調査兵団・ウミ班の副官を務めている。
 自分の胸に秘めた墓場まで持って行くつもりで抱いている覚悟の思いなど彼にはすぐに見抜かれているのだろう。

 ウミはそう、去り行く広くたくましいあの背中に今も胸焦がすような思いを、抱いていたのだ。例え叶わない思いだとしてもいい、少女の頃から彼を思い、彼の為に、この身体は永遠に誰のものでもないと。



「(果たして、今回の壁外調査……何人生き残れるんだろうな……その中に、俺は、今も居られるか??)今日も生きて帰れるかな、)」

 いよいよ開門が始まる。調査兵団・団長キース・シャーディスの隣に並んで。
 ぼそり、力なく男は呟く。とまた大きな声で兵士達を導き愛馬を走らせた。もしかしたら、これが家族との最後の会話になるかもしれない。毎日そう思って、決死の覚悟をして、危険極まりない壁外へ人類の活動領域を広げるべく任務に向かう。それが調査兵団である。
 最後の一人になるまで、最後の一人になっても自由を求める進撃は終わる事がないのだろう。

「(それでも、俺はこの世界が好きだ……いつか終わる、楽園だとしても)」

 巨人の事実を目の当たりに、そして知ってしまったからこそ。男は戦いを止めない。自分の愛する者の為にいつか、必ずこの世界を取り戻すために。強い決意を秘め、男は今日も駆けてゆく。

 カイトは運良く今も生き延びベテラン兵士として名を馳せているが、そろそろ体力的にも引退の頃。常に犠牲の上に成り立つ厳しい世界。屍を乗り越えそれでも強く進まなければならない。
 手を振りいつものように男は旅立つ。ゲートが開き、そして愛馬に跨り壁を抜ければ見えてきたのはどこまでも限りなく雄大な空と美しい自然の恵み。そう、この限りなく広い世界、壁の中、地下の中で生涯を終える前に知ってほしい世界が、見せたいものがある。

To be continue…

2018.09.24
2021.03.12加筆修正
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