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コラボ拍手(円堂、鬼道、豪炎寺、風丸、吹雪士郎)

■タワレコ・コラボ(円堂)

「円堂君〜、今度皆の前で歌うって本当?
私絶対見に行くから時間とか場所教えてね!」
「おー!名前に聞かれると思うと何かちょっと恥ずかしいけどな」
「円堂君が歌うの、私初めて聞くなぁ」
「えぇ、音楽の授業とかあるだろ?」
「そうなんだけどさぁ、歌謡曲と授業の曲じゃちょっと違わない?」
「うーん、俺はどっちも気持ち良く歌ってるけどな〜」
「確かに授業で静かな曲歌っても元気そうには歌ってる」
「えっだって声量はいるだろ?」
「うん、いるけどもね。はつらつとしてるんだよ全曲…。
あるじゃない?曲調ってものがさ…。
だから、円堂君の歌楽しみ〜。POPな曲とか合いそう!」
「そっか。楽しみにしてもらってるなら、俺も頑張らないとな!」
「そうそう、頑張れ頑張れー!」
「じゃあ早速サッカーで声出ししてくるか!じゃあな名前、また連絡するから!」
「はーい!」


■タワレコ・コラボ(鬼道)

「鬼道君、今度 円堂君達とライブするんだって?
ギター弾けるんだね!凄い!」
「まぁ、弾けない事もない程度だな。練習は要る」
「いや、それでも充分だと思うけどね…!
でも、何となくヴァイオリンぽいと思ってた」
「どちらかと言えばそちらの方が馴染みがあるな」
「それも弾けるの!?」
「嗜む程度だ、幼い頃はギターよりクラシックを耳にする機会が多かったからな」
「本当に何でも出来て羨ましいな〜。
私あぁいう楽器触った事すらないや…」
「興味があるなら今度触ってみるか?
自宅にある練習用で良ければだが」
「えーっ本当?!お願いします!
弦楽部とかじゃないし、ヴァイオリンとか普段触る機会とかないもん!
うわぁ、楽しみー!」
「それは結構な事だな」
「あっ、何か手袋とか持って来た方が良い?!
指紋ついたら困る?」
「練習用だと言ったろう…そこまで気を遣う事はない」
「そ、そう…?鬼道君の家の事だから、こう…えげつない値段の物かなって」
「確か30万程度だった」
「やっぱり手袋持って行くよ…!」


■タワレコ・コラボ(豪炎寺)

「豪炎寺君はギター十八番だもんね、良かったねお声が掛かって!」
「名前、一体何だ?藪から棒に」
「円堂君達とライブをやると聞いて冷やかしに来たよ!」
「冷やかしならお断りだが。
…それに別段得意という訳でもないぞ」
「えー、嘘だ!
知ってるよ、青春おでんの間奏ぐらいまではバッチリ弾けるでしょ!」
「以前はな。今はどうだろうな…練習次第と言った所だ」
「ふーん…謙遜するなぁ。
でもその練習も割と乗り気なんじゃないの?」
「まぁ、あのメンバーなら何かをやるのは嫌ではないからな。
名前でもそうだろう」
「まぁね。気心知れた人達だし。
それより、今日も部活の後セッションするの?
ギター部室に持って来てたもんね」
「引き受けたからには中途半端に出来ないからな」
「おー…!カッコ良いねぇ、さすがお兄ちゃんだ!」
「名前…」
「うんうん、『お兄ちゃんは止めろ』でしょ?
でも癖で言っちゃうから仕方ないよね!
夕香ちゃんに代わって差し入れに行くので皆に宜しく伝えておいて〜!じゃあ後で!!」
「あっオイ…!
…、まだ場所も伝えてないというのにアイツは…。
仕方ない、後で連絡を入れるか」


■タワレコ・コラボ(風丸)

「今度、円堂達とライブをする事になってな…」
「あー、それでギターのテキスト貸して言ってきたのね」
「悪いな」
「兄が、放っていった物なので遠慮なくどうぞどうぞ〜。
ふふ、風丸君は付き合い良いから大変だなぁ」
「付き合いが良いかどうかはともかく、振り回されてる感は否めないけどな」
「まぁ、風丸君が普通に過ごしてたらやらないような事をするきっかけになるし結果オーライなのかなぁ」
「確かに、円堂と俺ではタイプが違うからな。
そう言えば、行く店も選ぶ物も結構違うか…」
「タイプの違う友達はそういう所が面白いよね。
円堂君は良い人だしね〜」
「名前、円堂の事はいいがここの所難しいんだが、コツとかあったら教えてくれ。
お前もある程度分かるだろ?」
「はーい。ここはこの指を抑えてねぇ…で、こっちに流すとスムーズ」
「…よし、分かった。
悪い、準備期間が短くて雑談の暇もないな」
「風丸君、飲み込み早いから大丈夫だよ。
早くマスターして余裕出来たらお茶しながら話そ」
「あぁ、分かった。
先に約束があれば、もう少しは身が入りそうだ。ちょっと待っててくれ」
「勿論。楽しみにしてるね!」


■タワレコ・コラボ(吹雪士郎)

「吹雪君。何してるの?」
「サッカー協会のスポンサーさんに頼まれて、今度 円堂くんたちとライブするんだ。
その告知ポスターのサンプル写真を見てるんだよ。
皆で確認して変えたい所を意見していくんだけど…」
「へぇえ…何でもやらないといけないんだねぇ。
…この写真、吹雪君はドラムの前で何してるの?」
「これ?これは最初撮影する時は座ってスタンバイしてたんだけど、顔が見えないから立ってって言われて」
「うんうん」
「立ったら今度はスティック持って前に出てって指示受けた時のものかなぁ。
スタッフさんはサッカーファンの為って言ってたけど」
「サッカーファンていうか、吹雪君のファンの為だねソレ。それなら納得」
「何か変だった?」
「ううん、ドラマーの人を写した写真ではあんまり見た事ない構図だったから何となく」
「良かった。名前ちゃんに変って言われたらショック受けてた所だった」
「いやいや、吹雪君は何してても割と様になってるから大丈夫だよ!」
「フォローありがとう。
でも…、そうだよね。
ドラムをするなら座って叩いたりスタンバイしている図が一般的だし…お願いしたら撮り直してもらえるかなぁ」
「カメラマンさんが女の人なら通ると思うよ」
「え?」
「失敬、独り言です。
でも何で?これはこれで吹雪君がドラマーって分かりそうな告知写真だよ?」
「だって、名前ちゃん観に来ないでしょう?」
「さすがに北海道から東京はホイホイ行けないかな…ごめんね」
「うん、分かってるよ。
だから、折角だしドラムやってきましたって分かる格好で写りたいなって」
「吹雪君…。
ライビュやってくれたらスクリーンの前でアツヤ君と光る棒振るのにな…!」
「あはは、楽しそう。
それもスタッフさんに提案してみようかな」

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