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スイパラコラボ@(円堂・稲森、南雲・涼野、タツヤ・ヒロト、野坂・一星、吹雪兄弟)

■スイパラコラボ(円堂・稲森)

「名前さーん、見て見て!見て下さいっ」
「稲森君?どうしたのボウル持って…何かこぼした?」
「もーっ何で俺が呼び止めたらハプニングになるんですか!?」
「いや、深い意味はないけども…」
「それに失敗しちゃってたらこんなに笑ってませんよ!」
「それはそーね。
ごめんごめん、それよりどうしたって?」
「あっそうだ!俺と円堂さんででっかいケーキ作ったんですよ。
…円堂さーん!」
「おー!今行く!見てくれよ名前!」
「ふぅん…そんなに立派なら是非…って大きいね!?何人用!?」
「特に考えて作らなかった!
稲森とああしようこうしようってしてたらこうなったんだ。ははっ」
「円堂君…」
「でも綺麗に出来たろ?
俺達こんな本格的なの作った事なかったからさー、ちょっと嬉しいな!」
「うーん、まぁ…でも、確かにデコレーションも飾り付けも上手だよね!」
「でしょう!?これから皆に見せて来ようって言ってたんです」
「そっか、じゃあ記念に写メだけ撮ろう。2人共、並んで〜」
「はーい」
「おう!」
(パシャッ)
「うん、オッケー!綺麗に撮れた」
「よし、次行こうぜ稲森!」
「はい、円堂さん!名前さん、またー!」
「はーい」



「ーーー…立派なケーキだったけど、スイパラってめちゃくちゃ小さく切り分けてお店に並べるって、2人共分かってるのかな…」


■スイパラコラボ(南雲、涼野)

「わあ〜、皆上手にケーキ作ってるなぁ…どれも美味しそう…」
「お、名前じゃねぇか」
「来てたのか」」
「あ、晴矢に風介!良かった〜会えて!
実はお父さん皆の写真撮ってきてって頼まれてね…。
晴也の持ってるケーキ良い感じ、映えそうだよ!」
「あの人も大概だな…。オイ風介、お前もさっき作ったやつ取って来いよ」
「何でお前に指図を受けなきゃならない?」
「風介、ケーキ作ったの?じゃあ見せて〜、私の顔を立てて、晴也とケーキ持って並んで欲しい!」
「…、はぁ…仕方ないな…」
「宜しく〜。
…それにしても晴矢、立派なチョコケーキ作ったね!凄い!」
「ま、俺にかかればこんなもんよ(ぱくっ)うん、うめぇ。さすが俺」
「ちょっとー!!?それはアウトなんじゃ…お店の商品だよね!?」
「心配すんな、端が若干崩れたからつまみ食い用だ。名前も食うか?ホラよ」
「えぇ…んー…迷うけど、お客さんとしてきたから止めとこうかな…」
「…何してるんだ晴也。名前に無理矢理食わせるのは止めろ」
「あっ風介!お帰り」
「何だよ、無理矢理じゃねえよ」
「名前は今ダイエット中だ」
「あ〜?ダイエットだぁ?」
「いやそうだけど!言わないで風介 恥ずかしいよ!」
「折角やろうと思ったのにしょうがねえな、まぁ俺が食えば良いんだけどよ。
ったく、あんだけ練習で動いて何で太るんだ?」
「女子には色々あるんだろう」
「もう良いよ風介…勘弁して下さい…。
それより、写真写真!風介のケーキも白くてフルーツ乗ってて可愛いね」
「晴矢と揃いのチョコ味にするなんて寒気がするだろうが」
「生クリームよりチョコの方が良いに決まってるだろうが」
「はいはい、ストップストップ!
もう何でいつも喧嘩腰になるのかな…」
「…父さんに見せる写真を撮るんだろう?早くしてくれ」
「おー、さっさと撮ってコイツと横並びなんて空間オサラバしてやんよ」
「(こういう流れだけは息が合うよね…)分かった、じゃあ行くよ?はいチーズッ!」


■スイパラコラボ(タツヤ、ヒロト)

パシャッ

「…はーい、見本用の写真取れたよ2人共!
それにしても単価が凄そうなもの作ったねぇ…」
「材料は好きなだけ言われたからつい…考え直した方が良いかな?」
「スタッフさんは良いって言ってたもんね?見た目も香りも苺って感じで好きな人は嬉しいだろうけど」
「こまけー事気にすんなよ、こんくらいフツーだろ」
「ヒロト君のショートケーキも苺の粒が大きい…高級感が…」
「あん?メシでも菓子でもチンケなモン食わされたらたまったもんじゃねーだろ」
「ヒロト、名前は意見をくれてるんだからそんな言い方は…」
「…ううん、タツヤ君良いよ。確かにヒロト君の言う事は一理ある。
そうだね、お金払って食べてくれるんだもんね」
「ほらな(ドヤァ)」
「調子が良いんだから、全く…」
「何だか不安になってきちゃった。
私も他のメニューとか接客マニュアル見直した方が良いかな?」
「接客もか…そうだね。俺達もオーダーを取るんだから失礼があったらいけないし」
「あぁん?いつもどーりで良いだろそんなもん」
「さっきと言ってる事が違うけども!?」
「それはそれ、コレはコレだろ!」
「いや。…ヒロト、丁寧な言葉遣いだぞ?」
「…だから何だよ」
「一番練習しなきゃいけないんじゃないか?」
「うっせーよ!そんくらいの使い分け出来るわ!」
「えぇ…ヒロト君、皆でやろうよ。
一人ぼっちで練習する強さは私にはないから付き合って!」
「ほら、名前もこう言ってくれているんだから永世の5人でやろう?
父さんも喜ぶんじゃないかな?」
「っぐ…」
「ヒロト君〜」
「あー、分かった分かった!1回だけだからなっ!?
特に名前っ言っとくけどなぁ、お前の為にやるんだから完璧にしろよな!!」


■スイパラコラボ(野坂・一星)

「うぅ〜…ミニゲームの景品重い…。
もうちょっと少なく持てば良かった…」
「名前さーん!」
「名前、ちょっと止まれるかな?」
「? 一星君に野坂君。どうかした?」
「どうというか…。コレに見覚えはあるかな?」
「はっ!そのハート型の水色ラッピングはこの荷物の上に積んでいた…!?」
「君が階段登っている時に上から降ってきたよ」
「わぁあごめんなさい!怪我しなかった!?」
「うん、平気」
「僕は2つ受け止めました!
可愛い包みですね。丁度エプロンでクッションになっていたから中も大丈夫だと思います」
「本当にごめんね…」
「持て余すくらい持つなら声をかけてくれたら良かったのに」
「皆忙しそうだから、私もコレくらいは頑張ろうと思って…そして横着しました…」
「殊勝な心がけだけど後半は駄目。怪我人が出たらどうする気だったのかな」
「返す言葉もありません…」
「まぁまぁ野坂さん…!名前さんもバランスが良くなかっただけで悪気があった訳では…。
それに元々は僕らに気を遣ってやっらかしてしまった事だし!」
「一星君…フォローの言葉の端々に棘があるんだけど…。
いや、私が悪いから仕方ないんだけどね…!」
「…とにかく。その量はもう持たない事、僕も手伝うから」
「勿論、僕も手伝いますよ」
「あ、ありがとう…何だか恐縮しちゃうな」
「君の悪い癖だね。親しき仲にも礼儀は要るけど、こういう事は頼らないと…力仕事は不向きだろう」
「名前さん、女性なんだから無理しちゃ駄目ですよ!少しは任せて下さいねっ」
「2人共…(2人も大概力仕事向いてなさそうだけど…)」
「何かな?」
「何か?」
「いや何でも。ありがとうって事。
お手伝い、よろしくお願いします!」


■スイパラコラボ(吹雪兄弟)

「…よし、こんな感じかな。この風船カラフルで可愛いな〜」
「名前ちゃん、お疲れ様。首尾はどうかな?」
「おーっす。お前の代わりにあっちにも風船飾り付けてきてやったぞ」
「ありがとう士郎君にアツヤ君…ってアツヤ君、お菓子食べながら歩いちゃ駄目だよ。
食べカスお店に散らばるでしょ…?」
「かてー事言うなよ、つーかそんな下手な食い方しねぇし」
「散らばるよぉ…もう、掃除 私がするんだよ?」
「じゃあ余計遠慮はいらねぇな」
「アツヤ、そんな事言って…そうなったら同中の連帯責任で僕らも手伝うからね」
「げ…っ、慣れねー接客で疲れた後に掃除かよ!」
「分かったら裏方さんの仕事を無闇に増やさないように」
「士郎君はさすがお兄さんだなぁ…」
「ちっ…っていうか何で名前だけ裏方なんだよ」
「うーん、まぁサッカーファンは強豪校にいる皆に会いたくて来るんだろうし…。
マネージャーに接客されても、ねぇ…?」
「そういうもんかぁ…?」
「そういうものだよ。特に北海道の有名選手とかなかなか会えないし。
あっそうだ、配る分の風船に2人のサインとかしたらどうかな!?」
「何でお前の方がノリノリなんだよ!」
「まぁ良いじゃないアツヤ。
僕は名前ちゃんが裏方の方が安心して動けるな
「そうかぁ?目に見える範囲の方がフォロー出来るんじゃ?」
「ねぇどうして私が何かしでかすのが前提なの??」
「何かしでかすからだろ」
「そんな事ないよ〜!私は日々部員のサポートに勤しんでます!」
「僕らの敏腕マネージャーがいるなら、何も心配いらないね。
お店が開店したら宜しくお願いするよ、名前ちゃん」
「はーい!頑張ります!
士郎君に頼まれたら断れないし、アツヤ君も困っていたら助けるね!」
「おっ前ホント…!覚えてろよ…」


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