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キャラポス私服(円堂、風丸、豪炎寺、鬼道)

■特訓の痕(円堂)

「名前ありがとう!おかげで良い練習になったぜ!」
「役に立ったなら良かった。でも強いシュートに見立てる為にタイヤ使うのも程々にね」
「うーん、でもなぁ…練習しなきゃ上手くなれないしな」
「限度があるよ、無理は怪我に繋がるんだから…。
 グローブの下、指腫れてるんじゃない?」
「そうかぁ…?」 (ズボッ) 「…ん〜、赤っぽいけどそこまでじゃない気も…」
「いやいや、私の指と合わせてみて!?太さも温度も全然違うじゃない…ほら」
「おっ、冷んやりして気持ちいいな!」
「だから腫れてるんだって!熱感持ってるんだって!!冷やしてホント!!!」
「そうだな、じゃあ今日はこの練習は終わりにするか。
 …名前とこうしてるの、何か照れ臭いな。へへっ」
「もー…そんな事言われると怒れないでしょ」
「怒らない方が良いだろ?
 …あ、そうだ。今から風丸の家で強化委員会議やるんだ、名前も来いよ!」
「え、うーん…私は用事ないから良いけど、風丸君の家に押しかけたら迷惑じゃ…」
「じゃあ携帯で聞いてみるからちょっと待っててくれな!」
「うん、ありがとう。良い返事、期待してる」
「大丈夫だって、心配性だなぁ!皆で集まって楽しくやろうぜ!なっ」






■ホットケーキはお預け(風丸)

「…あぁ、分かった。じゃあ後10分後くらいに来るんだな。
 ホットケーキ、もう1人分多めに作っておくよ」
「風丸君、円堂君もう来るって?」
「あぁ、彼女と一緒にな。悪い名前、コップもう1個出してくれるか?」
「はーい。…にしても風丸君の家、小物可愛いな〜!」
「俺の好みじゃないぞ、親の趣味だ」
「やだなぁ、分かってるよ!私の家はモノトーンって感じだから羨ましい…」
「スッキリしていて良いじゃないか。
 俺はその方が好みだな…パステルカラーばかりだと落ち着かない」
「うーん、でも もう少し色が欲しいかな」
「そんなに淡白なのか?」
「そうだよ〜!今度見に来て、私の親に言ってやって!
 あ、でも日中いないから書置きして行って欲しい」
「そこまで俺が口出す権限ないだろ…というか」
「?」
「親居ないのに簡単に男を家に上げるな」
「えぇ…大丈夫じゃない?風丸君は勿論だし
 部活のメンバーとか他の子だって来た事あるし…」
「俺も駄目だが俺以外はもっと駄目だ。聞けないならホットケーキ食わせない」
「わ、分かりました…ゴメンね」
「分かればいいさ。ほら、焼けたから皿に盛るの手伝ってくれ」
「(何という飴と鞭…)」





■イメージカラー(豪炎寺)

「…!!?ごっ、豪炎寺君が青い!!」
「出会い頭に何言ってるんだ…寝ぼけてるのか?もう昼だぞ名前」
「炎のエースストライカーが青なんか着ちゃ駄目だよ…赤のパーカーどこやったの…」
「洗濯中だ」
「それは仕方ないね…!でも青は風丸君のイメージだなぁ」
「俺だって赤以外も着るさ、雷門のユニフォームだって青と黄色だろう」
「そうなんだけどさぁ…私の中では木戸川清州が1番豪炎寺君って感じだね。
 目の痛くなるような赤!」
「目を痛める奴がいるならもう赤は着ない」
「嘘〜〜!!何で!?」
「自分の胸に聞いてみろ」
「えーんごめんなさい!謝るから許して赤着て〜!
 豪炎寺君から赤がなくなるなんて無理寄りの無理!!」
「っふ、何だそれは…、冗談に決まってるだろ。名前はいつも大袈裟すぎる」
「そんな事ないよ!赤似合ってて格好良いもん。何なら誰かに聞いてみて!」
「誰って誰だ」
「客観的に意見言える人が良いんじゃないかな?ほら、早く携帯出して出して!」
「分かった分かった…。全く、賑やかな奴だな」






■ナビゲートはお任せ(鬼道)

「鬼道君、お待た…あっゴメン電話中だった」
「いや、構わない。…おい、もう良いか。名前が戻ったから切るぞ」
「えっ、良いよ!私は気にせず電話して」
「気にするな、相手は今から会う奴だ。用があるならその時に改めて言うだろう」
「誰だろ…ん〜…、風丸君!道に迷ってないか心配してかけてくれたとか?」
「違うな。大体何だ、迷うとは…」
「いつもリムジンだから自力で行けるか疑われてるんじゃないかって思って」
「その為に今日はお前がナビゲートしに来たんだろうが」
「あっ、そうでした!普通に遊びに行く気分だった…はい、これコーヒー」
「? …ありがとう。ホットか」
「うん、ここから風丸君の家までちょっと距離あるから飲んで温まってから行こ!」
「なるほど、今日は気温が低いと言っていたからな」
「そうそう、鬼道君ちょっと薄着だし寒いかなって」
「ほう、よく見ているじゃないか。さすがに地元や知った仲のナビゲートはお手の物か」
「えへ、褒められた!…ところで風丸君からの電話じゃなかったんだよね?」
「あぁ、豪炎寺からだった。『俺は赤が似合うのか?』と言っていたな」
「豪炎寺君、どうしたんだろうね…記憶喪失?それとも自信喪失?」
「さぁな。まぁ、行ってみれば分かるさ。道案内は頼んだぞ名前」
「はいはい、任されました〜」


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