皆様、今日はX'mas!!
ここは室町ですが、『もしもそんな習慣があったら』、そして『CLでX'masするなら』と言う管理人の妄想から生まれた小話です。
時代錯誤な上に悪ふざけに近いですので、瀬戸内海くらい大きな心をお持ちのお嬢様方のみ閲覧下さい△(^∇^)▲
では、どうぞ〜!











【土井×きりの場合】


「先生!!めりーくりすます!!」
「ああ、今日は確かに―ってお前っ…っ、その格好は何だっ!!??」
「えっと、これはさんたくろーすって言う、見返りも無しに人に物を配る金持ちの―」
「そうじゃないっ…!!サンタの話じゃなくてっ、その、丈の…っ」
「ああ、これは“みにすかさんた”ですよ。兵太夫が作法委員会で作ったって、一枚くれたんです♪似合いますか?」
「わっ、馬鹿…っ、くるくる回るな!!スカートが捲れて下帯が…っ!!」
「良いですよ、減るもんじゃなし」
「駄目だ駄目だ駄目だっ!!!い、今直ぐ着替えて―」
「今日は僕がさんたさんだから、先生にも何かあげちゃいますよ〜」
「…な、何を?」
「…何が欲しいの?せ・ん・せぃ♪(ぴらり)」
「…ぶっ!」
「…てな訳で、資金稼ぎ(ケーキ販売)に行ってきま〜す!!乱太郎〜、土井先生が鼻血吹き出して倒れてるから宜しく〜」






【留×伊の場合】


「ほらよ、クリスマスプレゼントだ」
「わあ!手桶じゃないか。新しく作ってくれたのかい?」
「まあな。前のも古くなって来ただろう?使えよ」
「有り難う。そんな僕も留に…はい!」
「お、何だ?」
「あのね、クリスマスって言うのは元々ある偉人の生誕を祝う日でね?」
「へえ」
「色々習慣が有って、こんなのを飾るんだよ」
「…何だ、これ?」
「ヤギだよ、藁で作ったの」
「…お前、これ…丑の刻ま―」
「それからこれ!」
「…そ、その籠は?」
「今日の夜にプレゼントを持って来てくれるんだって、…妖精が!」
「…」
「見てみたくない!?ねえ!?捕まえちゃおうかなあと思ってさ♪留だったらもっと上手く作れたんだろうけど―」
「…もう怖〜よっ!!クリスマスっ!!」






【文×仙の場合】


「…俺、プレゼントとか用意してねえからな」
「ああ、分かっている。私は用意してあるがな」
「…予想外だ。お前ってイベント好きだよな」
「黙れ。…ほら、有り難く受け取れ」
「痛っ!!何だよ、いきなり叩くなっ!!」
「だからプレゼントだと言って居ろうが。ほれ!」
「痛いっつってんだろ!!何だよ、その枝っ!!!」
「南蛮の習慣だ。悪い子は木の枝で打たれるんだと…もう一発」
「だーっ!!悪い子じゃねえし、これのどこがプレゼントなんだよっ!!」
「…プレゼント用意していないお前が悪い」
「はっきりそう言えば良いだろうがよ!!…ほらよ!」
「…髪紐」
「やるよ。だからそれ仕舞って…って口に何入れた!?まずっ…」
「…石炭だ」
「…何で?」
「悪い子には石炭を―」
「根に持つタイプだなぁ、おいっ!!」






【利×こまの場合】


「メリークリスマスです!」
「…何?」
「…はっ、す、すみませ〜ん!氷ノ山にはクリスマスが無いんですね…失礼しました」
「ってそれが失礼だろうがぁっ!!そのぐらい知ってるよ!!」
「そ、そうですか。じゃあプレゼントでも交換しましょうよ」
「は?何言ってるの。プレゼント交換?」
「え?嫌ですかあ?」
「違うよ、知らないの?プレゼントは夜サンタが持って来るんだろう?」
「…サンタ?」
「そう、サンタ」
「…ぷっ!可愛いぃ〜っ!!え、利吉さんって、ええ〜っ?サンタさん信じてるんですかぁ?18歳でしたよね?え〜、もう可愛いんだからあ!あ〜そうか!情報が入って来ないから御母上のお話をずっと信じて…?もおお、ギャップ有り過ぎ〜♪」
「…小松田君?」
「はい?」
「プレゼントね、交換しようか」
「…はい」
「忍術教えてあげるから君は僕に付き合って。明日は休み取った方が良いかもな」
「…それは僕に取ってもプレゼントになるのでは?」
「知らん!」






お粗末様でした!!
Happy Merry Chrisymas!!





/

top

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -