▼ 3 clock
【3 NOTE 】
前話が短くてごめんなさい!
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ぱぁっと視界が光に包まれる。
ぎゅっと瞑ったままの瞼にはまだ感覚があった。
(まだ・・・・・・生きてる?)
そっと瞼を開けてみる。
本来なら、生きていることに感激する場面なのだが、
なんとも目の前に広がる景色に、ただ言葉を失うばかりだった。
赤・黄・青、とさまざまな色が散らばる世界。
浮遊する足が硬い地面につく頃には、なぜだか涙がとまらなかった。
『どうして泣いて?クローバー・・・の・・・・・・国?』
原因不明の涙と、心に押し寄せる喪失感。
そう。ここはクローバーの国。
(どうして?)
どうして僕はこの場所を知っている?
(アリス)
あの子は・・・
あの子は今も笑っているだろうか。
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〜あとがき〜
今回もみじかいっ・・・
でもがんばる!
〜まゆら〜
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