決まりごとはいつもありふれたことで
約束はどこか曖昧なもので
境界線はペンじゃ引けないの
それを知るのはいつも一人の夜
星が浮かれている
何もない空には
まだ誰も知らない何かがあるけど
こんなにこんなに広がった世界の
一体どこに目を凝らしてるの?
ねえ答えてよ
こんなにこんなに果てしない世界の
一体何に耳を澄ませてるの?
新しい朝は眩しいものだと
いつからか識ったような気がして
「曖昧なものなど何もないのよ」
その声が誰か思い出せない矛盾
星が泣き崩れる
手を伸ばしてみても
届かないあの空まで
阻むのはペンじゃない
こんなにこんなにあてどない世界の
一体どれに鼻を利かせられるの?
ねえ応えてよ
こんなにこんなに限りない世界の
一体いくつを味わってきたの?
こんなにこんなに終わりなき世界の
一体何に触れて何を知るの?
教えてよ夜が明ける前に!
こんなにこんなに闇雲な世界で
一体何を射止めよと云うの?
億千の色だとか声だとか
人だとか
すべての片隅に私を繋いでる
貴方が見える
sixth sense