思考


「ただいまー」

「あ、姉ちゃん、おかえり」

弟の出迎えを聞き、自室へ向かう
今日も疲れた……
鞄を床に置き、制服は息苦しいから
かるい部屋着に着替える。

どさっと自分をべっとの上に放り投げ
また今日言われたことを振り返る。


バスケ部のマネージャーにならない?


そう言われて正直うれしかった
さつきちゃんとはいられるし、
赤司もいる。


だけどそんな理由で入っていいの?

皆はバスケが好きでバスケ部に入り日々練習している。
マネージャーのさつきちゃんだって日々練習だ。


そんな中何も知らない私が…
なんだか中途半端だ。

練習を頑張ってる人に合わせる顔なんてない。


やっぱり断るべきだよね
そう心に思い、瞳を閉じた



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