あおいそら

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ボンゴレリング

 継承式が始まって程なく、会場は爆発し…辺りは混乱した。
 そのうえ、襲撃者達の攻撃は9代目の守護者達の炎をことごとく無視した攻撃で、さらに混乱を極めた。

 私は、襲撃者から受けた被害の確認をしてからスクアーロ達と襲撃者…シモンファミリーの討伐の任を貰うために9代目の前に立った。
 …が、許可は下りなかった。

 まぁ、それも当然のことだと私は思った。
 ツナ達が戦って勝てなかったし、9代目は部下をみすみす無駄死にさせるような人では無いだろうし。

 そして粉々に砕かれたボンゴレリングは…ふらりと現れたタルボ爺によって修復・バージョンアップされることが決定された。


 これから先はツナ達が悩み、解決していくだろう…。と脳内で良い感じに自己完結して、ブツブツ文句を言っているスクアーロとともに9代目とその守護者・ツナとその守護者が出席する会議に出席した。
 …正直会議に私が出席する意味はなかったと思うけど。


 そしてその後私は本部に戻り、大けがを負って瀕死の山本を助けるべく白蘭を引き連れ、治療に当たらせた。
 無数に存在する未来の知識によって、山本は無事生還した。
 が…傷が完全に治る前に、無理を押してツナ達の待つ島へと飛び出していった。

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- ©2015/11/17/Thu/AOISORA -