あおいそら

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会場へ

継承式

 先日の地震で、ありがたいのかそうでもないのか…未来の記憶が戻ったというか、もらったというか…まぁ、そんな感じで記憶を頂きました。
 ついでに匣[ボックス]兵器も頂きました。

 どうやら私の属性は雲で、相棒は烏のルビー。赤い瞳がチャームポイントの可愛いヤツです。


 そんなこんなで、継承式をおこなうツナ達の援護?の為ヴァリアー幹部とともに会場へと向かった。
 何故か会場へは…ヘリで行った。

「久しぶり、でもねぇかァ!カスどもォ!!」

 多くのファミリーがひしめく会場で、スクアーロはツナ達を見つけると声を張り上げた。
 ツナ達と一緒にいたディーノは、ザンザスは?とウッカリ聞いてきた。

「ウチのボスは欠席だァ!!
 来るわきゃねェ!!」

「いや、私が日本に行くって言ったとき…一瞬、行こうかどうか悩んでたやん?」

「…。」

 スクアーロは一瞬黙り込んだが、私の発言を無視して話を進めて、途中ツナに山本について詰め寄る場面もあったが…まぁ、特に何も無く終了した。
 ので、近くにいたボーイさんからワインを貰って飲んだ。

「う゛お゛ぉい!何勝手に酒飲んでるんだァ!?」

 皆から離れてコソコソと隅っこで飲んでいたのに、めざとく見つけてやって来たスクアーロが私に詰め寄ってきた。

「ちょっと、煩いって」

「あぁ!?お前が勝手に飲む方が悪いだろ!」

「こんくらいで酔わんから大丈夫やって」

 煩いスクアーロと言い合いをしていると…周りにいた人が少しずつ減っていった。
 あぁ…私達目立ってる。まぁ、ヴァリアーってなだけで目立ってるけど。

 騒いでいる間にも時間は進み、継承式が始まった。

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- ©2015/11/17/Thu/AOISORA -