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▼ 移動しました
結局ズルズルと引きずられ、恐らく双子用の私室?に入って取り調べ…じゃなくて事情聴取されて、渋々と店の前で暴れられて煩かった。カッとなってやった。と自白じゃなくて、白状した。
反省はしている。でも、後悔はしていない。
「さようでございましたか…」
「クコちゃん、気が短い?」
頷くノボリさんとは対照的に、ニッコリとした表情のまま首をかしげるクダリにイラッとしつつ、すみません…。と申し訳なさそうな顔で謝っておく。
まさか仕事をやめさせられ…って、流石に粛清しただけでやめさせられるってことはないよね?
まぁ、他のお客さんに迷惑かけたのは間違いないけど。
「…あの、私どうなるんですか?」
2人の視線に耐えかねて口を開くと、2人ともキョトンとした表情…いや、ノボリさんは表情がっていうか、雰囲気?…で首をかしげる。
…え、なんで首をかしげた?と凝視すると、ビシッとクダリが笑顔で私に指さして言い放った。
「クコちゃんは明日からサブウェイの売店に移動ね!
あ、もちろん拒否権とかないから!!」
「既に手回しはわたくしが済ましております」
驚きで声が出ないっていうか、いつの間にっていうか…根回し早すぎる!
頭の中で、色んなツッコミがごちゃごちゃと思考がままならない。
もはや、答えはイエス。か、はい。以外はなさそうだった。
…サブウェイマスターの職権乱用、ダメ、絶対。
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