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「ししし リング
　アイム ウィナー！」



爆煙止まぬボロボロの図書室の中でベルはリングを手にし喜んでいた。



『ベル』



「嵐のリングは ベルフェゴールのものと なりましたので
　この勝負の勝者は ベルフェゴールと します」



「うﾞおﾞぉい 笑える 結末だったなぁ
　これでいよいよ 貴様らの命は 風前の灯だぁ」



ったく、調子に乗ってガキに喧嘩売りやがって…



「それに 未だ君達の 霧と雲の リング保持者は 現れないじゃないか
　出場者がいなくて 不戦勝なんて オチじゃ ないだろうな」



マーモンもあの馬鹿鮫にのるなっての!!



「明晩の勝負は


　雨の守護者の 勝負です」



次は愈、スクアーロとあの刀小僧の勝負…か



「この時を 待っていたぜぇ
　やっと かっさばけるぜぇ

　前回の 圧倒的力の差を 思い出して 逃げんじゃねーぞ
　刀の小僧」

「ハハハ
　その心配は ないぜ

　楽しみで 眠れねーよ」

「………!!
　ガキが…」

『どっちもガキだっつーの』



本当スクアーロもガキだわね。



『！』



　　　バッ



「失礼する！

　レヴィ隊長!!

　校内に 何者かが 侵入しました
　雷撃隊が 次々とやられています!!」

「！
　何!?」



突然現れたのはレヴィの部下で雷撃隊の奴。



「僕の学校で
　何してんの？」



目の前には、変わり果てた姿の雷撃隊員と鬼気としてトンファーを手に佇んでいる制服姿の少年。


12/02/17