雲雀恭弥VS.ゴーラ・モスカ(1/2)

 


雨戦振りの並盛中学校。昨晩の霧戦が何処でどんな風に展開されたか、ディーノに連れられスクアーロを治療したあたしには解らないけれど、どうやらマーモンは負けて3勝3敗となって、今宵の雲戦らしい。今日、並中に来るまでにベルが教えてくれた。



「そう これが 雲の守護者バトルの 戦闘フィールド

 クラウド グラウンドです





 雲の守護者の使命とは
 何ものにも とらわれることなく 独自の立場から ファミリーを守護する 孤高の浮き雲

 ゆえに 最も過酷な フィールドを用意しました
 四方は 有刺鉄線で囲まれ 8門の自動砲台が30m以内の 動く物体に反応し攻撃します

 また地中には 重量感知式の トラップが 無数に設置され
 警報音の直後 爆発します




チェルベッロは今宵もえげつないことをさらりと言う。「まるで 戦場ではないか!」とはそれを聞いた笹川了平の言葉だ。



『怖けりゃ逃げれば?』

「てめーらの ボスのようにな」

「ししし」



あたしの挑発にレヴィとベルも加勢する。



「ふざけんな!!
 10代目は 逃げたんじゃねぇ!!!」

「ツナは 来る必要がねーのさ

 ヒバリは うちのエースだからな
 あいつは 負けねーって」



獄寺隼人と山本武が食ってかかってきた。

エースですって…ふふふっ



「何を?」

「……フッ

 エース……
 ………

 ぶはーはっはっ!!
 そいつぁ 楽しみだ!!!」



向こう側の発言が可笑しかったらしくついにボスも爆笑だ。

そりゃそうよね!あははっ
あーお腹がいたい。



こちら側は大爆笑が起こる中、向こうはいつも通り円陣を組んだ。



「それでは 始めます
 雲のリング ゴーラ・モスカ VS. 雲雀恭弥
 勝負開始!!!




   ガシャンッ

   ドウッ




やはり、先制攻撃をかけるのはモスカ。彼?はいきなり雲雀恭弥に飛び込む。


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