クローム髑髏VS.マーモン(3/4)
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「よし では 円陣いくぞ!!」
「え…あ… そ…そーだね」
「よっしゃ」
「いい」
「え……」
「いらないよ そんなの
いってきます」
あの娘…… 骸じゃないと 思うけど…
なんだろう この感じ……
「今回の戦闘フィールドは 体育館全てで 館内の物は 何を使ってもかまいません
尚 このフィールドには 特殊装置は 用意されておりませんので あしからず」
「え……? 何もないの …………?」
「霧の守護者の 特性には よけーなもんは いらねーんだ」
「?」
「無いものを在るものとし 在るものを無いものとすることで敵を惑わし ファミリーの実体をつかませない まやかしの幻影
それが霧の守護者の使命だからな」
リボーンの言葉の後直ぐにチェルベッロの声が体育館に響く。
「観覧席は同じ館内の 指定スペース内とします 」
ウイイイ...
突然、上から檻のようなモノが降りてくる。オレ達のスペースには黒曜の柿本千種と城島犬も一緒に入れられる。
「 嵐戦と同じように 赤外線感知式レーザーが 設置されていますので 気をつけてください
それでは霧の対戦 マーモンVS.クローム髑髏
勝負開始!!!」
チェルベッロの声が終るや否や、クロームは槍を掲げ ヒュンヒュンヒュン と振り回し
と…ん
ビキッ
ドゴゴゴ
いきなり床が砕ける。
「うわ!」
「床がぁ!!」
「バカツナめ
お前はこの技を 知ってるぞ」
「ひいい!!
うわああ!!」
オレがこの技を知ってるって?
「やはり 僕と同じ 術士か 」
相手のマーモンとか言う小さい人は タンタン と砕け散った床の破片を伝っていく。
「 でもこんな 子供だましじゃ
僕から金は
とれないよ」
ドッ
ギュルッ
「きゃあっ」
「!?」
「あれ?戻ったぜ」
あれほど床が砕け散っていたのに、今では綺麗さっぱり元通りだ。
「あそこを見ろ」
リボーンに指差されて目にしたものは
「!
ああ!!」
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