- ナノ -


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 竜があたたかな日差しをあびてうとうとしていると、一匹の猫が、竜の背に飛び乗ってまるくなった。どうやら眠ってしまったらしい。わざわざ起こすこともないと、竜もそのままうたたねをした。しばらくして目を覚ますと、やけに背中がほかほかする。いつのまにか、たくさんの猫が竜の背で心地よさそうに寝ていたのだった。竜はやれやれ、と少し笑んで、もうしばらく眠ることにした。


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