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- ナノ -


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 少女は丘の上へ、竜と歩いていった。天辺に緑の葉の茂る木がある。その木の下で休みながら、彼女は言った。空を飛ぶときはとっても凛々しいけど、こうして歩いていると、なんだかかわいらしいわね。少女はほほえみ、竜の鼻の頭を撫でた。どっちのあなたも、好きよ。竜はくすぐったそうに、身じろぎした。


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