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- ナノ -


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 その国で、人と竜はお互いを支え合って生活しているはずだった。しかし、流れる時は、人にない能力を持つ竜たちが人の生活のためにその力を貸すことを、あまりに当たり前にしすぎてしまった。
 竜など、人の家畜にすぎないのだ。ある日、その国の王はそう言い放った。それから国が跡形もなくなるまで、そう多くの時間はかからなかったという。


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