06




「やっぱり日曜になると人多いね」
「まぁ今日は特別じゃない?こんな時期にってのも珍しいし。」
「そっかぁ。いると思う?1年生の中に。」
「ピッチャー?」
当然ピッチャーの話をしていたと思っていた私は奏哉の顔を見る。
「違う?俺は別にこれをピッチャー選出のためだけの試合だとは思ってないよ」
そう言ってグラウンドの方を見る奏哉に意味深な視線をむけるのは亮さん
「あ、亮さん。亮さん見学ですか?」
そしてその視線に気づいたのか奏哉も亮さんに言葉で返す。
「いや、おれは別にグラウンドが気になってるわけじゃないよ。」
やけに含みのある言い方だなぁ
だけど私も忙しいんだ。今日は監督に1年生のベンチに入るよう言われている。
「じゃあ、すいません。私今日はベンチなんで失礼します。」
「おう」
「うん、いってらっしゃい」




わー、一年生気合い入ってるなぁ。
ずっとこのままだといいんだけど。
まあ、ここでダメになるこはダメだな。うむ。
さー、私も挨拶しとこう!

「っと、おはよう!自己紹介すんでるしもう私のことも分かる、よね?
監督が審判するからとりあえず私がベンチはいるからね。」

は?ただのマネージャーが入って何になるんだよ

なんて目をむけられる。
まぁ中学ではそこそこ結果出してここきてるんだろうしな。
でも私が気になってるのは降谷くんと。
あと沢村君。あとで倉持にきいたけど遠投でカーブ投げたらしい。
すごく気になる。御幸は球うけたことあるくせに詳しく教えてくれないし。

「とにかく、上級生に 手加減 なんてことないからね。」






(すごく気になる)
え?浮気?
黙って御幸。





すいません。御幸落ちなんていってはじめっからくっつかせてます
私の文章力では途中でくっつけるなんて無理だと思うので…。
でも絡ませますよ!!乞うご期待←







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