ジム | ナノ

「ん…っは、、…なぁ、俺のも
…出して」
「えっ…！」
「お願い…」ちゅ
「わ、わかりました！こう、かな…？」ｶﾁｬｶﾁｬ
「っふ……はぁ…」

ジーンズの前を開けると、昴さんのモノが下着を持ち上げて大きくなってる。
くっきり形が浮かんでいて、とても

「えっちだー！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
「ん？ぁは…恥ずかしいな」
「…」ジロジロ
「触ってくれるか？上からで、いいから…っ」
「ｯはい…！」

灰色のボクサータイプの下着の中に、上を向いてモノが押し込められてる。
先端が濡れて、そのせいで下着は透かされてしまって、下着の上からだって赤いそのモノの色が分かるほどだ。

それを上からさすったら、昴さんの腰がちょっと跳ねた。

「こ、んな、感じ？ですか？」
「ぅあ、あ…っそう……」
「（熱い…！）」
「ん…っぁ、あ゛…、はぁっ、はぁ」
「（…し、固い……）」
「っく、…ぅう…っは…、あ゛ぁ…」
「ふふ、昴さん、可愛い」
「え、…っどういう感情だ。それ…」
「だってあんなに、強そう？なのに、」
「なのに…何だ。内容によっては落ち込むぞ」
「…感じてる」
「そりゃそう、だろう…好きな女に触られてるんだ、から…、ぁ」

直に触って、と耳元で囁かれて、貼り付いた下着を引っ張ってモノを露出させる。
ぴたん、と跳ねて開放された昴さんのモノは赤く膨張していて、ぬらぬらと光っていた。
言われたとおりぎゅうと握って、ぐちぐち音を立てて昴さんのを擦る。

「…はぁっ、はぁ…っあ、ぁ、っ駄目だ…」
「（ガンバリマス！）」ぬちゅむちゅ
「そんな強くされると、ぃく…」
「ちゃんと気持ちが良いみたいで、ヨカッタデス！」
「あ゛…ッちょ、っと、待て…だから、ぃく、から、待って…」
「こうですか？」ぐちゅ
「－－っ、あぁ…っく、こら…！」

力任せに引き剥がされた。切羽詰まった様子の昴さんを見ると、俯いて呼吸を荒らげてる。
下半身では、ぴたぴた反応しているそれが、彼の腹を叩く。

「……は…ぁ…」
「大丈夫ですか？」
「あぁ…、っなぁ、もう、入れていいか。我慢、できない」

ちょっと乱暴に、抱き寄せられる。
昴さんのモノが私の太ももに擦られて、そこから熱さが伝わってきた。

「…っ、はぃ……！」
「そうか…。優しく、するから…」
「（…！）」
「背中、ベッドに預けて。そう…ゆっくり、入れる」

昴さんの右手と私の左手が合わさる。
彼の手はちょっと汗ばんでて、熱い…。
手際よくゴムを付けて、私に向き直った昴さんと目があった。

頭で考えるんじゃなくて、体が勝手に…それに身を任せて、昴さんが腰を動かした

－ぐちっ…！－

「っは…！はぁ…ぅ、あ゛ぁ、…あっ」
「…っ！んー…っ（痛くはないけど、）」
「く…っ半分、入った…」
「ぁ、は…っ（大きくて…ッ）」
「右手…どけてくれ、キスしたい…」
「（頭がふわふわする…！）んぁ…っむ…ぅぅ…！」

私の右手も掴まれたかと思うと、ベッドに縫うように抑えこまれた。
昴さんの唇が濡れて、舌が赤く淫猥で、それを見てしまえば体が勝手に力が入る。
何故か今になって、緊張してくる…！

「んん…っ力抜け…、大丈夫だから」
「は、はひ…」
「落ち着くまで動かない、から」
「ぁぅ…っ！」

首を、耳を、昴さんの唇が触れていく。
その度に、手足の先まで淡い快感で満たされる。
何分か時間が経つ頃には、私の体は力が抜けて、疲れと気持ちよさで自分から動くのも億劫なくらいだ。

「もっと奥まで入れるぞ、」
「っんぁ、ぅ…！」
「…く……ナカぐちゃぐちゃ、だ」
「はー、ぁん、っゃあ…ぅ…っ！」
「ふ…全部、入った」

昴さんが自分の汗を腕で拭う。
その仕草ひとつひとつに目がいってしまう。
随分慣れたと思ったナカは、更なる侵入に対しまるで予期をしていなかったとでも言わんばかりに抵抗した。熱く存在感のある昴さんのモノをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。

昴さんのモノの形を理解しようと、その無意識の締め付けが、私の体の良い部分を刺激して、汗が、声が、出る。

「動くぞ」

吐き捨てるように言葉が放たれて、そのとおり昴さんの腰がゆるやかに動いた。
ゆっくりゆっくり…入り口まで切っ先を抜いて、またゆっくり奥へ押し入る。
動く度にナカがそれを捉えようと蠢いて、いつまでたっても狭いままだ。

「ゃ、ゆっくり、だと…気持いいのが、ずっとで、怖い…！」
「大丈夫だから、たくさんそうなればいい。ここには俺しか、いない…いくらでも乱れてくれ」
「で、も…っんぁ、ぅ！」
「それにそのほうが…俺も嬉しい」

私がスピードに慣れた頃、やっと徐々に速度を上げる。
そしてまた慣れたら、早くなって、その繰り返しだ。
もどかしくなった私が賤しくも腰を動かすのをわざわざ待ってる。
そうやって着実に焦らしながらナカをかき混ぜてくる。

ぱちゅぱちゅ淫靡な出し入れの音がひどく淫らに聞こえる。
ゾクゾクと這い上がるあの感情に身を委ねて、自分と昴さんの乱れた声ばかり頭に響いていた。

「っは、…っあ゛、ぁ…っぐ…ぅ」
「ひぅ…っ！ぁ、ああっ、んぅ、昴、さん…！」
「何だ…？そんな、腰を揺らして。もっと、奥がいいのか」
「あ、っ！！」

昴さんが私のふとももを持ち上げる。
あんなに固かった体は今やすっかり柔らかくなって、膝が胸の形を変えた。

「ふ…トレーニングも無駄じゃなかったな」
「きゃ、あ、ああっ、…深い、さっき、より…っ」
「ん…、ふぅ…っは、良い眺めだ」
「っあ、ぅ…っん！ぁ、はぁ…っ」
「綺麗…で、しなやかな曲線、理想的…」

うわごとの様に昴さんが呟く。
私を見下ろす昴さんが、あまりに容赦の無い－－欲望に染まった視線を投げかけてくる。いつもより目を細くして…感じきっている顔と、熱に溺れた表情…こんなの見たことなかった。

今やぐちゅぐちゅと腰が遠慮なく動かされ、その全てが難なく受け入れられるまでに体は解かれていた。昴さんの手が私の腰の横のあたりに突き立てられ、バランスを取っている。私は熱くて、その温度が自分のものか相手のものかも分からなくて、…そのせいか緩んだ口元からぽたりと、唾液が垂れシーツを汚す。

「リーダー達がよく、生徒の体型を自分好みに変えてから抱くと…下衆な事を言うのが信じられなかったが、俺も、同じ事、してる、な」
「ぇ、あ…っそう、なの…ですか、」
「結局は俺も、あの人達と変わらないって、わけだ」
「んぅ…っあ…ひぁ、あ…っそこ、ゃあ…！」
「ここか」
「ひゃ…ぁ－－－－ッ！！！」

とある壁を昴さんのモノの先が押すと、だらしないってくらい声が出る。
ちかちかと薄れる目の前の景色。まともに焦点が合わないのがその原因だろう。

またびくんと体が跳ねる。
さっきから絶頂に上らされ続けて、休む暇もないのに、辛いより気持ちが良いが勝つ。
昴さんの愛撫に素直に体を反らせるだけが、今存在している理由なんじゃないかと思うほどだ。

「はぁ、ぁ、はぅ…ぃ…っ－－！」
「…寧々、さん、顔、見せてくれ」
「ぁ！ぅあ、あ…っ、ーんぅ、！」
「…好きだ」
「ん…っ………！ぁ、ぅ、私も、」
「…もっと、言ってくれ」
「私も、すき…っ大好き…ぃ」
「ぐ…ぅ…っはぁ、は…駄目だ、イキそう」

律動が更に早くなる。
口付けによって重なった部分から空気が漏れる音と、唸るような情欲に浮かされた声が響く。

「く…ィく、…ぃ…っ－－く、」
「昴、さ、ん、激しい、です、！」
「っん、ぅ…あ、っ…はぁ、あ゛…ッ」
「聞いて、ます、か、っ…ーー！」
「…っ…は、………ぁ…っ」
「っい、…ゃあ、あぅ、昴、さん…！」
「－－－っう、ぁ…あぁ…っ出る……」

「ひゃ…っ！？ぁ、…！－－っ」

「く…！！」

私の体の奥で、昴さんのモノが体液を滾らせる。

深く抉られた内部のより良い所をわかってるみたいに、気持ちのいい部分に力強く鋭利なそれが突き上げられた。
モノを痙攣させながらも、昴さんは何度か腰を打ち付けて、ゆさゆさと私の体が揺らした。

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