ブラックお屋敷 | ナノ




6

 
「南郷は甘いんだよ」
『はい…、申し訳ありません』
「それで?どうするの?もうやらないの?」
『チカ、』
「あ、あ、…わ、私、」
『お尽くしなさい』
「は、はい、

ミノル様、続きをしてもよろしいですか…?」

「早くしてね」ニッコリ

「は、い…し、失礼します…」
「…あぁ、ちょっと萎えてきちゃった」
「申し訳ありません、い、今…」
恐る恐る小さな指がミノルのものをそっと触る。

「致します、」

どこまでも控えめに優しく、くわえるのでミノルは少しいらいらしはじめる。

「…はぁー…早く」
「ふ」
「…」
「ん……」

―ピチャ、
グシュ…――

「…さっきよりは良いね」
「あ、ありがとうございます…ぅ…」
「…」
『…』
「南郷、この子ってショジョ?」
『昨日までは』
「あはは、だよね」ケラケラ
「(完全に馬鹿にされてる…)」
「んー…胸とか見せるサービスないの?」
『チカ、』
「あ、はい、あの、自分じゃ、手が」
『…私がやります』

見ていただけの南郷がチカの背中のファスナーをおろして上半身を露出させる。

「…へぇ」
「ど、どうぞ、お、お触りください……」
「ここ、赤くなってる。叩かれたんだね」サス…
「うぅ、」
「随分手荒いね、南郷は、」
『ミノル様に比べますと私などとても』
「誉めてるのかな?」
『勿論です』
「まぁいいけど…」
―ムニュ
「んっ…ぁ、――は…っ」
―ピクッ
「ふーん、ショジョだったわりには、感度がいいね」
『チカには自分でする趣味がございます』
「あっ、南郷さん、それはっ!」
「ん?君と南郷の秘密だったの?仲間はずれは感心しないなぁ」
―ギュッ
「いっ!」
「けどこんだけ痛め付けられてるんじゃ、多少のことしても大丈夫だね」
「え、あの、…っんむぅ!」

チカの頭を固定して、ミノルはまたズコズコと乱暴に性器で喉の奥をつく。

「ほら、ちゃんと気持ちよくしてよ」
「あうう…っ!!!(苦し…ぃ…)」
「わぁ、胸が揺れてる。なかなか良いね」
「んんっ…!!!」
「ハァ…、」グチュ
「…っ…!」
「ふぅ、まだ何か足りないと言うか」
「く、ぅ…!!」
「そうだ、明日はバイブでも入れておいでよ、雰囲気でるし」
「あっ…!?」
――チュバッ
『そのように。』
「ね、サボらないで、ちゃんと、くわえて、よ」
「あふ……っ!!!」
「ん…」
「ぅー!!!!(喉の奥っ、までっ!)」
「ねぇ、出すよ、飲んでね」
「ふぁっ」
「…く」

ビュルルッ

「っ、ぅ……!」ゴクン、
ポタッポタッ

「あー駄目じゃん。溢しちゃ」
「すみません、ミノル様、」
「溢れたの、舐めてね」
「は、はい…」ぺろ
「あはは、いい眺め……」
「ううぅ…いかがでしたか…」
「よし、素直でイイコだねー」ヨシヨシ
「(誉められた…!)」パアアア



「…ところで南郷」
にやり、と顔を歪めたミノルに南郷はもう嫌な予感がする。
『はい…なんでしょう』

「俺もヤっちゃっていいよね?」
『ミノル様、学校のお時間が迫っております』
「遅刻していくし」
『しかし』
「見なよこれ」
「ひゃっ!?」

チカのスカートをぺろりと捲って見せる。

「フェラしてこんなに濡らしちゃってるんだよ、カワイソウだ」
「や、見ないでくださいっ」ジタバタ

『(この女…)』

「俺もまだタってるし。なんなら南郷、混ざってもいいよ」
「はぁっはぁ……南郷さん、…っ!」
『…私はご遠慮します』
「…!南郷さん、あの、」
「あそう…じゃ、チカ?」
「は、はいっ」
「君、やりたいんだよね、」
「うう…」
「ちゃんと返事しないと南郷に殴られちゃうよ?こんなに濡らしてやりたくないわけないよね…」ギュム
「ヒャ、―は、はいぃ、や、…やりたい……です…」
「よしよし、はい、ちゅうだよー」
「むぅっ…」
「……ふ、」
「…ぁ、……っ」トロン…
「素直だね」チュッ
「はぅ…っ……」
「嫌いじゃないよ…南郷、」ぺろ
『はい。チカ、こちらを向きなさい』
「はぃ…、」
『そう、背中をミノル様に向けて…』
「南郷さん、あの、」ドキマギ
「あぁ、…すぐ入りそう。淫乱だね、この子」
「ひぇっ!?」
『…チカ、』
「はい…?あっ!!!???」
―グチュッ
「ふ、」
―ズンッ
「いっ……!!」びくんっ
「あ、いったの?」
―ズコズコ
「あ、あっ、…っあ!!!!」
『呼吸に集中しなさい』
「っは…、後ろからだとっ、奥が…!ミノル様、…っうぅ…ぁ!!!」
「何?」
「激し……らめ……っついていけない、ゃあっ…」
「え、南郷はもっと凄いんじゃないの?」
『ミノル様、私を誤解なさってます』
「だって見るからに厳ついし、自分勝手なえっちしそう」
『あのですね…』
「ぁっ、あ、…っく……いゃ、…あっ!!!」


ヒクヒクと、乱暴な中に快感を見いだしたチカの体が囁く。


「ん……!?」ゾワッ


「あぁ、もう、いっちゃう…ですからぁ、ミノル様、ゆっくり動いてっ、くださぁい…」
―キュン…ッ
「わ、なに、これ、」
―ズクンッ
「あぁ、また、大きくなられて、……や、…はっ……も…う…っ」
『(腕に爪たてられるの痛い)』
「そんなこと言ったって、ナカ、良いから、腰がっ…セーブできないよ」
「ひゃ、あ、あああっ…だ、め………っく!!!!」

―ビクンッ

「な、――う、…ぁ、」

――ビュッ

ビュルルッ
ビュー……ッ

「あ、は……ミノルさま……っ」
「…はぁっ…はぁ…」


『ミノル様、タオルです』
「ありがと、…はぁっ…はぁ……ヤバいね、何この子」
「あううっ」

ミノルが自身を抜こうとするが、
―ギチ
と締め付けるナカに、それさえ難航する。
「だめ、たってきた。チカ、」
「ふぁ……は、いっ、…」ぴくんっ
「力、抜いて、」
「あ、ぁっ…で、も…ぉ……っ」
「はー……っ…キツ…もぅ…知らないよ?」
ぐちゅんっ
「ああっ!…はっ…!…はぁん…!」
「もう、朝から三回はきついなぁ…君のせいだってわかってる?」
ぐるり
「スミマセ、……んんっ!」

背中を今度は南郷に預けて、ミノルと向き合うかたちになる。繋がったナカがじんじんと甘い快感をもたらすので、チカは思わず瞳を濡らした。

唇が重なって、…同じく息が上がったミノルをじっと見る。

―ズコズコ
「あふ……っ…はぁ、ミノルさまっ…」
「何……っ」
―ずちゅ―
「ひぁ…!」
「はっ…はあっ…何?じっと見て、」
―ピクンッ
「身体中、気持ち、くて―ミノル様、ぁ…まぁ、いきそう…で……んんっ!」
―びくんっ
「…あ、」ぞわっ
「は、ぁ―っ…激し、…ぃ…っ!!!」
「激しいのは君じゃないかな…は、ぁっ…いきそ、………」
―パチュンッ
「ひゃ!…っあ、―っ……はぁっい、……く…ぅ……っ……!!!」
―ビクッ

「っ――……」

―ビュクッ――――………




『お二方、大丈夫ですか?』
「はぁい…私は、…はぁ……はっ」
「……大丈夫。びっくりした、凄い、名器…だね」
『そのようです』
「ふーん…兄さん達……気に入るね…」
『でしょうね。さぁ二人とも、学校です!』
「俺シャワー浴びるね」
『10分でお願いします』
「チカ、君、どこの学校なの?」
「わ、私は、A高校の二年三組です、」
「えっ、俺一組。一緒なんだ、じゃあ一緒に行こうか」
「そんな、悪いです」
「悪くない悪くない」
『(名器だって知ったとたん現金な坊っちゃんだ)』
「南郷?」ニッコリ
『はい?』ニッコリ
「なに?」ニッコリ
『何も?』ニッコリ
「(この二人仲いいな…)」



(三男ミノルと朝のお仕事…終)

→次男サトルと不思議な薬

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