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「そういうのは、困ります」
「やめない岳くんが悪いんだよ。今度は私がやってやるです」
「しかし、ホストはこっちですから…」
「―こんなにして言う台詞じゃないよ」
下着の上でごしごしと小さな手が上下する｡
「ほら、岳くんだってその気なんじゃないのかな」
「僕は仕方がないです…梓さんのあんな姿見せられちゃ」
「えー。私のせいにするんだぁ」
「ぁ、本当、やめましょう！」
梓さんの手が厭らしく強弱をつけて僕のものを握る。
それに思わず腰を引いたが、梓さんの手は離れず、僕の先端を親指の腹がグリグリと愛撫した。
これは本当にマズイと、梓さんの身体を持ち上げる。
「先輩、いいこだから」
「こんなぱんぱんじゃ辛いのは岳くんじゃないかな」
「僕は一人でできますんで、梓さんと違って」
「まるで私が変態みたいに」
「だってそうでしょう？僕にこんな…こんなこと頼んで」
「ぐぬぬ…この状況でこんなに勃ててるほうが変態だもん」
「なんとでも言ってください、とにかく僕は仕事をしましたので」
「…ううー。変態岳くん、私は先輩なのですぞ」
「そんなに僕ともっと…したいんですか。…そこまで、言うなら」
出したらすぐ終わるだろう…そう考えた僕は梓さんの体をベッドの上を降ろす。
「じゃあ…頼みましょうかね」
「わ…」
梓さんの頭を空気に触れさせた僕のものに押しつけると、期待と不安が混ざった瞳が僕を見つめた。
ちょっと乱暴にすれば梓さんの我が儘も興味をなくすかもしれない…と、整った梓さんの髪をくしゃりと乱した。
「…ん、見た目通り、大きいね…」
「あー、よく、言われます…」
「くわえるの大変かも…」
僕のその思いとは裏腹に、小さな舌がぴちゃと僕のものに触れる。
それが熱くて、無理矢理大きく口を開かせると奥の方までくわえこませる切っ掛けとなった。
「んんっ…！！」
「―ぁ、……すみません、辛いですか？」
「ぅう…」
ゆっくり腰を動かすと、梓さんの眉が下がる。
罪悪感が沸き上がってきて、けど、それ以上の形容しがたい感情が僕のなかを渦巻いた。
「…っふ…、ん」
ぐしゅぐしゅと僕のが出す分泌液が梓さんを汚していく。
「どうかな…？」
「……その調子…です」
熱くて、溶けそうな口内とこの状況にかざわざわ心が揺れる。
この部屋の臭いとか空間がより僕をそうさせているのだろうか。
この雰囲気に飲まれ始めている。
梓さんの小さいお口が僕のを吸い付くように頬張っているのれを見下ろしながら、子供みたいに見える彼女の体に手をかけてこのような行為をさせる…僕はいよいよ自分がわからなくなった。
「…はぁ、」
舌が生き物みたいに僕のものに絡み付く。
「岳くん、そろそろかな？」
「ぅわ、それ」
「先っぽよりココのが…いいみたい」
「…ぅ……っ」
括れの部分をつつくようになぞる梓さんの舌を感じた。
その様に、僕のは一際質量を増して、我慢なんて考える間もなく、
「っ…梓さん、出します、」
「んんー」
遠慮なくありったけの量を
びゅく…―――っ
と吐き出した。
「く、……」
「…ん、ん……飲みきれない。けど、たまってたのかな？ｾｰｼｮﾘ…意味あったね」
「…ぁ、…梓、さ…ん、」
「ん？」
ちゅうちゅうとストローを吸うみたいに僕のものをまだくわえてる彼女の口から、ぼたぼたと垂れる白く濁った液体を見て、胸の奥が火をついたみたいになる。
「あの、梓さん、離して、口を、」
「まだ出るかなって」
「ああ、やめてください、」
「さっき私がやめてっていってもやめなかったじゃない」
梓さんの手が僕の出したものを潤滑油にしてきつく握る。
先の方は熱い口内が刺激していて、腰が引けた。
「ぁ、梓さん、本当、出したばかりは、」
「んぅんー！」(いけるよー)
「…っく」
「ん、ん……っぷぁ…ほらもう、固いし…」
「梓、さん…！」
「あ、もういく？もういくの？」
恥ずかしながら硬度を取り戻している僕のものを詰る彼女の頭をガッチリと持って、
「…梓、さ……」
「んっ！？」
腰を打ち付けてしまった。
「んんんー！！」
「すみませ、僕…！」
「んぅ、」
「……は、…ぁっ…！！！！」ﾋﾞｭｸ
「わぁ…やっぱり出たね」
「…ぅ、」
にやにやしている梓さんに見つめられるとどうにかなりそうなので、恭しく視線を外した。
「―、は…ぁ、これで、僕もセイショリ…できました、ので、退室願います」
「だ、大丈夫？どこ見てるの？」
「大丈夫ですから…ちょっと疲れまして…」
ふらふらになりながらも彼女の隣に腰を掛ける。
息が整わないので、情けなくなった。
梓さんはティッシュで口の回りやスーツの…僕が出したものの汚れを拭う。
「ちょっとやり過ぎたかな？」
「……っ！」
「え、岳、くん？」
「あ…いえ、」
肩に手を置かれると、体がびくりと跳ねてしまう。
早くいなくなってくれないと襲ってしまいそうなくらい…僕は興奮しているらしい。
「なんか目が座ってるよ…」
「本当に、大丈夫ですから…梓さん、仕事…戻った方が、」
「岳くん…」
「はい…？」
「これ、」
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