マッドサイエンティストシリーズ | ナノ




マッドなお仕事は好きですかA

マッドなお仕事は好きですか
…………………………………*

「今日は業者がくるから」
「えっ」
博士の発明品を月一で買い取りに来る"業者さま"がいる。博士のニッチな発明を売り込むのだが…私はこの日が苦手だった。

――昼過ぎ、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると業者さまがにっこりと笑う。いかにもいい人そうな笑顔だ。彼を専用の応接間に通すと、博士がこの一ヶ月で作った発明品をベッドの回りに並べていた。

「遅いな」
『道が混んでいまして。推しているので早速拝見しましょうか』
「ああ…おい、やるぞ」
「はい……」

私はベッドに寝かされる。ビニール手袋をした博士がぞろぞろと並んだ玩具を手に取った。
業者さまへ発明品を売り込むため博士は私の体を使ってアイテムの効果を説明する。
悲しいことにそれも私の仕事なのだ。

「今回は少ないんだが――まずはこれか」
「…ひっ」

博士は私の服をはだけさせ冷たいジェルが体に塗っていく。ビニールの感触がぞわぞわした。

「……?……ぁ――!ぁ、熱―…」
「どんな風に熱いんだ」
「……っ…ふ……じ、じわって…します…ぅ……」
『ふむ……』
業者さまがこちらを覗きこむ。
いつものことながら、いつまで経っても慣れない。

「――っ!…はぁ、…はぁ……何ですかぁ…これっ……!」
じんわり熱かったのがどくどくとした熱さに変わる。まるで熱が出たみたいに、頭が浮かされる。

「ちゃんと口で言え」

「―ぁ、熱い、の、凄……っは…は…はあっ、な、なんか、ぁ、…っびくびくっ……します…――」
「ぁあっ、だめ、―なんか、きちゃうぅ―…!熱いの、とまんな……見ないで…っ」

「――博士、ぁあ、はぁっ…あんっ―は、っは、……ゃっ、――あああっ!!」

びくんっ………!
二人の男に囲まれ、体が痙攣した。ぼんやりとした頭では現実的に考えられなかった。

「と、まぁこんな感じだ」
『凄いですね、どれくらい時間は持つんですか』
「3分だ」
『3分ですか…』
「でもちょうど3分で塗るだけでイケる。前戲が面倒なときにいいだろ。イッたら効果は無くなる」
『確かにこの効果は素晴らしい』
「それから」

「はーっ…はぁ……っはぁ……はぁっ」
「おい、戻ってこい」
ぺちぺちと肩を叩かれる。
「は…っ――、はぃ……っ…」
博士が乳首に卵形の柔らかいものをくっつける。胸の形に沿って乳首を覆うように形を変えた。

「――――きゃぁっ!…ああっ!ぁうっ、…ぁ!はぁ、っん――!」
「ちゃんと説明しろ」
「は、はい……ぁう、あの、柔かい、あったかい、のがぁ……はぁっぁ、あんっ!――ふ…舐めてる…っみたい……で――」
『なるほど、不思議ですね』
「きゅって…摘まんだりっ―!はぁっ!―あん……押し込めたりっ……しま…す…ぅ」
『こんな小さいのに、それに電源もなくてそんなことが』
「いや、充電式だ。電気が内部にたまると動く」
『え、そうなんですか』
「あぁ…このアダプタの上にのせるとだな」
『凄いですね、見ても原理がわからない』
「だろう」
「………はぁ、ぁ……っ――ふ……んぅっ…」
「三種類作った。今のがノーマル、強めなのがハード。初心者開発用がビギナーだ」
『それはライトユーザーにも入りやすいですね』
「男も使える。お前は……」
『あ、私は開発住みなんでハードですかね』
「聞いといてなんだがその情報はいらなかった」
『そうですか』

きゅぽっ
「ぁあっ!」
胸に張り付いたものが取られる。
「ええと、後は……そう、さっきの技術をバイブにも流用したんだ。くわえろ」
「はぁい……んぅ」
柔らかい素材の男性器を模したものを舐めさせられる。最初は柔らかく垂れ下がっていたものが徐々に硬度を増していった。
「ぁ……んっ……ふ……」
『これも充電式でしょうか』
「あぁ。サイズも三つ作った。使う前に補充してやるとな…」

「ひゃっ!!」

びゅくっ びゅっ びゅっ

「こんな感じに射精できる。こればっかりは女用だな」
『ものすごくリアルな作りですね、流石です』
業者さんがハードタイプをまじまじと触る。
『うわ、たってきた』
「そのへんも拘った」
『ふむ』
「おい、それを入れてみろ」
「ええっ!それは…あの…」
私がちらりと業者さんを見ると、
『私のことは気にせずどうぞ』と…
気にしないわけないだろ、と博士を見れば
「今までさんざんこいつには見られてきただろ、大丈夫だ」
「なにがですか?」
「いいから…ほら。減点するぞ」
「うぅ……はぁい………」

ベッドに座って足を開くと、ゆっくりと硬い玩具を押し込む。
ぷちゅっ……
「んっ!」

ちょっと萎えかけたそれで入り口をぐりぐりとすれば直ぐに元気を取り戻した。


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