ドMなご主人様




『いますぐ来、いッ…はや、…』

「かしこまりました、ご主人様」

チンッと内線の黒電話を切り、直ぐ様部屋から出てご主人様の部屋へと向かう。

ああ…なんてかわいらしいご主人様でしょう。

「失礼します」

そう言って部屋のドアを勝手に開くと、ベッドに視線を移す。

1人で寝るのには広すぎるベッドには、今年で23になるご主人様が足を広げて喘いでいた。

ケツには、太めのバイブをくわえて

「き、さまっ!は、やく」

「これでも急いで来た方なのですが…そう急かさないでください」

さて、と私はベッドのそばに近づきご主人様の横に腰を下ろす。

地毛の金髪に手をかけると綺麗な藍色をした目を潤わせ、こっちをじっと見つめる。

「はや、く!俺を虐め、て…」



ご主人様はドMである。




「ひぎぃああぁぁあぁッ!」

革靴のまま、ご主人様の晒しているちんこを踏みつけた。

革靴をどかすと、ねばぁ…っと白い液が引っ付いているのが分かる。

しかも萎えずに、むしろ更に大きくなっているちんこ。

「も、もっとぉ…」

ご主人様は喜んでいて、私を盛るように上目使いでこちらを見る。

「では、踏まれてイってくださいね…?」

グリリッ

「い、あっ、い…い゛あああ゛ぁあぁああ゛ッ!!」

どぷどぷっ



はあはあ、はあ…

盛大にイったご主人様はとても満足そうだが、まだ私は満足はしていない。

ご主人様には少しお付き合いしていただきましょう。

「ご主人様、まだですよ?」

「ひぃ、あッ?」

ご主人様のお腹についた精液を人差し指で掬い、ご主人様の唇につける。

それを私の舌で嘗めとって差し上げた。

「いまから潮吹きしましょう」

「し、潮…ッ!?」

さすがにドMでもやったことのないことに抵抗はあるらしい。

ご主人様の少し萎えかけたちんこの亀頭を指で弄る。

「ひッ、あっ、ちょっ…いあ!、」

「また元気になってきましたね。大丈夫ですよ」

イったばかりのちんこにはかなり刺激がキツいらしい。

少し腰が避けていくので、空いている左手で腰を寄せる。

「…あっ、いや…ッああ゛ンッ…」

クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ

「ひイゃアあッ!な、んか出ちゃ、ああ゛ッぎぃッ、待、って」

急にご主人様の動きが激しくなる。

それなら私も…と、ゆっくりの動作はやめた。

「もう出ますか。では、もっと激しくいきますね」

ぬちゅぬちゅぬ゛ちゅぬちゅぬ゛ちゅぬちゅぬ゛ちゅぬちゅぬちゅぬちゅッ!!!

「あ゛あッ…ひい゛ぃや゛あアアあああぁあああ、ッ!!」

びゅるびゅる―――ッ!

透明な液体は垂直に飛び、びたびたとご主人様のお腹にかかる。

「もっと出せますよね?淫乱なご主人様なら…」

さらにきつく弄り、もう片方の手で竿を擦りあげると、再び潮を吹いた。

「あ゛あ、あぁああぁあ゛ッ!ぎも゛、ぢぃッ!」

ぴゅぴゅ―!びゅるッ

あまりの気持ちよさからか、ご主人様はかなり痙攣してしまっている。



お姫様だっこをし、浴室で体をお湯で綺麗に流させていただく。

「お、い…」

声が響く浴室は、ご主人様の甘い声が一段と甘い気がした。

「はい、なんでしょうか」

「…また、しろ」

顔を赤くしたご主人様は、あちら側を向いてしまった。

「…仰せのままに」

ちゅっ……

私は、向こうを向いたご主人様の背中にキスを落とした。

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