89話/愛ゆえの勘違い
バウントの隠れている洞窟に侵入した一護達は、敵の襲撃を受け、道を分断されてしまう。行く手を阻まれた檜佐木と吉良は、一護と恋次に、自分達に構わず先に行けと告げるが…。
吉■僕たちも別の道を見付けて追いかけるから!!
恋■しかし……。
檜■さっきの奴はおそらく、このアジトを守る番犬だ。奴を突破すれば、本命のバウントどもに辿り着ける!!
恋■わかった!!
↑このシーンをパロってみました↓
檜佐木
奴を突破すれば、本命のバウントどもに辿り着ける!!
一護
(￣□￣;)え゛!?
恋次
なに大声出してやがる!?早く行くぞ!!
一護
え、ど、どうして檜佐木が…俺の秘密を知ってるんだ!?
恋次
秘密だァ!?
一護
バウント編始まって以来、金魚のフンみたいに俺にくっついてる恋次ならともかく、尸魂界から来たばかりの檜佐木が知ってるハズないのに……。
恋次
テメェ、こらァ!!金魚のフンてなァ、どーゆー意味だッ!?
一護
フンはフンだろーが!!切っても切れない細長いヤツだよ!!
恋次
細長いヤツぅ!?!?
一護
…いや、そんな事言ってる場合じゃねぇ……恋次、お前しゃべっただろ!?
恋次
あァ!?何をだよ？
一護
俺の嬉しくも恥ずかしい秘密だよ!!石田のナマ着替え見て鼻血垂らしてたとか、石田の尻は俺にジャストフィットするとか、机の奥にこっそりイチウリ本隠してるとか!!
恋次
………………………そりゃ……確かに、恥ずかしいぜ…ι
一護
アニパロ内で俺が話した、石田との甘酸っぱいトキメキの数々を、全部檜佐木にしゃべっちまったんだろ!?俺の現世での日常を!!
恋次
………………………しゃべってねぇよ……ってか、そんな変態サンとオトモダチだとか思われたくねぇし(汗)
一護
じゃあ、何で檜佐木が、俺の本命は石田だって知ってるんだよ!?
恋次
………………………あ??
一護
檜佐木が俺に向かって言ったじゃねぇか…『奴を突破すれば、本命とバウントどもに辿り着ける』って!!
恋次
あァ????
一護
『本命(とバウントども)に辿り着ける』…そう聞いたら、俺がとてつもない力を発揮するって分かってたんだろ？だからそう言ったんだろ!?さっさとここを突破して、本命の石田の所に行けって事だろ!?
恋次
……ι……そりゃ、テメェの聞き間違いだ。檜佐木さんは『本命【の】バウント』って言ったんだよ。だいたい『本命【と】バウント』が、この先にいるわけねぇだろーが!?
一護
うぉぉぉぉ――!!!!石田に向かってレッツゴ―☆
恋次
聞こえてねぇ……………張り切って一人で行っちまいやがった、あのバカ(-.-;)
おわり
一護の日常は、甘酸っぱいトキメキがいっぱい(笑)
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