81話/一目会いたくて

浦原に呼ばれたウルルが茶の間に向かう途中、廊下にぽつんと佇み窓の外を見つめる雨竜と出くわした。

ウ■あ!!……あの…。
雨■ん?
ウ■お部屋に入っていた方がいいですよ。狙われるといけないから…。
雨■ありがとう。
ウ■あの…大丈夫ですか?顔色が…。
雨■大丈夫。……浦原さんが呼んでるよ。
ウ■あ、はい…。


↑このシーンをパロってみました↓


ウルル
あの…大丈夫ですか?顔色が…。

雨竜
ああ………浦原商店に来てから、黒崎と夜を過ごしてないから血色が悪くて…。

ウルル
あの…あの…???

雨竜
あっ、いや、その…な、何でもないからっ…だ、大丈夫!!…ほら、君、浦原さんが呼んでるよ?

かなり動揺してる(笑)

ウルル
あ、はい…。

(廊下を走り去るウルルを見送った雨竜は…)

雨竜
ふぅ…………僕とした事が、つい本音を漏らしてしまった……。

(また窓の外を見つめ、物思いに更ける雨竜)

雨竜
それもこれも……全部黒崎が悪いんだ!!僕を好きだとか愛してるだとか言って、さんざん僕の身体を自由にして!!……おかけで僕は、あいつが恋しくてたまらない身体になってしまったじゃないか!!

一護
そういう事は、面と向かって言ってほしいなァ!!お前からの愛の告白♪

雨竜
ぅわぁ!!!?く、く、黒崎!?どうしてここに…っていうか、窓の外で立ち聞きしてたのか!?

一護
立ち聞きィ?人聞きの悪い事言うなよ。お前の顔を一目見たくて、わざわざ浦原商店まで来たのによォ!!俺も石田が恋しくてさ♪

雨竜
(〃д〃)!!!!

一護
お前も俺と同じ気持ちだって分かっただけでも、来た甲斐があったぜ!!

雨竜
黒崎……////

一護
じゃ、俺帰るわ。石田のカワイイ顔おがめただけで充分幸せだし♪♪

雨竜
Σ('0'*)え!?……あ…黒崎…ちょっと、待っ……!!

一護
じゃ、また明日な!!

雨竜
………(-ω-;)………行っちゃったよ………せっかく僕が、その気になってるのに……どうして分からないんだ、バカ!!


おわり

こんな時に限って鈍い一護(笑)



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