304話/また穴に落っこちた二人

このアニパロは「287話/穴に落っこちた二人」の続きです。


287話はBLEACH10周年記念特別篇で、パラレルおとぎ話でした。
そして今回は10周年記念第2弾でパラレル・モンスター話でした。
そして死神図鑑も、287話と同じパターンになっていました。


死神図鑑より


一■…まだ、やるのかよ。


雨■何と言っても10周年記念だからね。
徹底的にやらないと……


(そう言って、天井から幾つもぶら下がっているロープの1本を引くと、ガイコツが落ちてくる。
ビックリしてビビる一護。
雨竜たんがまた違う1本を引くと、幽霊の手がゾワゾワ出てきて、またまたビビる)


雨■何を驚いているんだ。モンスターだろ、君は。


一■石田、テメェ


(自分ばかり驚かされて逆ギレした一護は、ぶら下がってるロープの1本を掴む)


雨■あ、それは……


(雨竜たんが焦った顔をしたので、逆に驚かせてやろうとロープを引っぱる。すると……)


一■…?…何も起きねぇじゃねぇか?


雨■……いや……また(287話みたいに)落ちるみたいだ……


(突然、二人の足下に穴が開き、そのまま落っこちる)


一■うわーッ!!まだ続くのかよーッ!?



↑死神図鑑では穴に落ちた所で終わりだったので、その後イチウリがどうなったか、またまた妄想してみました↓



ドボン


一護
ブクブク……うぷ!!
つ、冷てェ!!今度はドコだよ!?


雨竜
……どうやら海のようだな。


一護
花畑の次は海かよ!?
マジありえねぇ!!
……って、おい石田ァ(οдО;)なんだよ、その格好!?


雨竜
は?


一護
お前っ、それっ、あ、足が……!!


雨竜
足??


一護
足が魚になってんぞ!?


雨竜
なっ…!?僕の足が…!!
白く透き通るような染み一つない足が!!スラリと長く伸びた足が!!
完璧な曲線美の足が!!
僕の自慢の足はどこに行ってしまったんだーッ!?


一護
そんなに自慢だったのかよ


雨竜
君だって、いつも僕の足を蝶よ花よと褒めちぎってるじゃないか。
自慢するのは当然だろう。


一護
あー、そりゃ、触るためなら、お世辞でも何でも言う……


雨竜
何!?


一護
あーいや、その、何だ
石田は半魚人になっちまったのか?


雨竜
なっ…、半魚人だと!?失礼な!!
よく見ろ!!この美しい流線型の尾びれに、七色に煌めく鱗を!!
これのどこが半魚人だよ!?


一護
あァ?でもよォ、どう見ても半分魚じゃん?


雨竜
これは人魚に決まっているだろう!!
人魚姫だよ!!


一護
人魚姫ェ!?


雨竜
どうせ今回も、おとぎ話の世界にはまってしまったに決まっているだろう。
だから人魚姫だ。


一護
じゃあ、俺は何役だ?
俺には足があるし、どう見ても人間だぜ?


雨竜
うーん……その衣裳からすると……
上質な絹で織られた生地に、金糸銀糸を使った豪華な刺繍、宝石をちりばめたセレブ感たっぷりのマント……
その姿は、どう見ても王子様だな。


一護
俺が、王子かよ


雨竜
君のような目付きの悪いヤンキーには、王子様なんて全然これっぽっちも似合わないけどね。


一護
……自分の事はあそこまで自慢するくせに、他人の事には容赦ねぇなァ


雨竜
どう見ても、そのマントは僕の方が似合うのに!!
なぜ君が王子様なんだ!?


一護
……結局、マントかよ


雨竜
……仕方がない。
黒崎、君には死んでもらおう。


一護
あ?


雨竜
人魚姫は、王子様を始末しないと、海の泡となって消える運命だからね。
さっさと始末して、そのマントを手に入れ………
いやいや、人魚姫が生き延びるために、仕方なく。


一護
ハァ!?人魚姫は、王子との愛が成就してハッピーエンドだろーが!!
ストーリー違うだろ!?


雨竜
僕の(マントの)ために、犠牲になってくれ……
疾(;^∇^)/}≫>→


一護
→グサッ..>┼○バタッ


銀嶺弧雀
あーあ、またかよ
雨竜のヤツ、何でも俺でカタつけるのがクセになってるな┐('〜`;)┌



《終わり》


雨竜たん、半笑いで矢を射ってるし〜(笑)


実は楽しんでる

2011.01.21up



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