355話/滅却師のお披露目会とは?
死神図鑑より
お正月の公園。
啓吾(水色、たつき、織姫も一緒)とチャドが、それぞれ大きな凧を持ってきて、一護に一緒に凧上げをやろうと誘います。
啓■一護、凧上げ勝負しようぜ!!
一■啓吾?…って、凧でけぇ
茶■一護、俺達も頑張ろう!!
一■(チャドまで)何だよ
二人いっぺんに誘われて一護が困っていると、公園のベンチに座って、どよ〜んと落ち込んでいる雨竜を見つけます。
一■(今度は)石田!?何だよ、その落ち込みよう!?
雨■もうすぐ滅却師の舞のお披露目会があるんだが、上手くいかなくて…(|||;)
一■く、滅却師の舞?
啓■勝負だーい!!
茶■勝負だ!!
雨■お披露目会ぃ〜(|||;)
一■…て、ちょっ、おい!!
啓吾とチャドには凧上げ勝負だと迫られ、雨竜にはお披露目会が上手くいかないと泣きつかれて、タジタジになる一護でした。
↑このシーンをパロってみました↓
一護
…て、ちょっ、おい!!
三人いっぺんに言われても、俺の身体は一つしかねぇし
啓吾
一護ォ、俺と!!
チャド
ム、一護!!
雨竜
黒崎ぃ〜(|||;)
一護
いやいや、だからっ、三人いっぺんに相手できねぇって
啓吾
一護、俺達いつもツルんでる友達だろ!?
俺と一番に遊んでくれよ!!
チャド
ム…俺は一護の親友だ。
雨竜
僕と黒崎は…………
赤の他人で、たまたまクラスメートだっただけで、僕は生徒会長で品行方正だけど君はヤンキーで不良だし、僕はイケメンだけど君はブサイクだし、僕は裁縫が芸術的に巧くて手先が超器用だけど君は何をやらせても下手くそでダメダメで………
一護
まてまて、コラァ!!
テメェ、何気に俺をバカにしてねぇか!?
雨竜
だって…君は馬鹿だろう?
啓吾
そうだよなー(笑)
一護は入学した頃は成績良かったけど、一年後半から落ちたもんなー。
チャド
ム……(頷)
一護
コラァ
三人で納得してんじゃねぇ!!
さっきまで「盆踊り大会が上手くいかない」とか何とか落ち込んでたのは誰だよ!?
雨竜
お披露目会だ!!滅却師の舞のお披露目会!!
失礼な間違い方をするな!!
一護
…で、そのお披露目会で何すんだよ?
雨竜
ああ。まずは、全身タイツにマントを着けて………
一護
ぜ、全身タイツ!?
雨竜
そう。白の全身タイツを身につける事で、頭の先から爪先まで真っ白の姿になるんだ♪
滅却師は白さに誇りを持っているからね♪♪
一護
…いや、そんな弾んだ声で言われても…
雨竜
そしてステージ上から客席に向かって、新年の抱負を叫ぶんだ。
一護
ステージだァ!?
雨竜
そう、そのステージに登場する時に、笑顔でスキップして舞いながら出ていくんだけど、スキップのリズムに上手く乗れなくて…。
一護
スキップのリズムって…
まァ、上手く出来なくてもいいんじゃねぇの?
石田(の全身タイツ姿)なら何してもウケるぜ、きっと
雨竜
そうかい?
一護
何しろ全身タイツだし
………で、ステージって、どこでやるんだ?
雨竜
空座総合病院のロビーの特設ステージだよ。
一護
あァ!?じゃあ、主催者は親父さんか!?
雨竜
いや。あいつは場所を提供しただけで、主催は浦原商店だ。
一護
……また浦原さんかよ
雨竜
それで、ステージが終わったらグッズ販売があって………
一護
グッズって、浦原商店で売ってる腐女子向け石田グッズかよ
俺もイロイロ持ってるヤツ
雨竜
そう。最後は購入者全員と握手会するんだ。
一護
スゲェ…A●B商法だ
《終わり》
グッズ販売では、例の裸マント写真も販売されます(笑)
2012.01.17up
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