332話/銀嶺弧雀は黒崎代行?
死神図鑑より
雨■今日は、九条さんの斬魄刀について(説明しよう)。
名前は退紅時雨(アラソメシグレ)、解号は降りしきれ、だ。
相手の霊圧を吸い込み、自分の霊力に換えて、一気に放出させる。
そこで唐突に望実が一護の手を握った。
え?何だ?と思ってると、今度は雨竜までもが一護の手を握ってくる。
雨■ちなみに、滅却師も外の霊子や霊圧を取り込む能力がある。
一■えぇ!?
2人に手を握られた一護は、ヤバイ!このままだと2人に霊力を吸い取られちまうかも!?と焦ってワタワタ暴れ出した。
すると2人は、あっさり手を離す。
雨■冗談だ。触れるだけで霊力を取り込めるわけないだろう?
一■……!?(怒)
2人は一護をからかっただけなのでした。
↑このシーンをパロってみました↓
雨竜
冗談だ。触れるだけで霊力を取り込めるわけないだろう?
一護
そうなのか?
俺は触れるだけで石田の脳内思考を読み取れるぜ?
(そう言いながら雨竜の手を握る)
雨竜
何!?
一護
……あー、お前、今……
『こんなくだらない撮影はさっきと終わらせて、帰って風呂に入りたい』
……と考えてるだろ?
雨竜
えっ!?…あ、当たってる
一護
それから……
『滅却師は白さと清潔さが最優先だ。死神どものように汗臭い男などもってのほかだ!!』
……と考えてるな。
雨竜
………死神が汗臭いのは本当の事だろう
一護
それから……なになに?……
『でも黒崎の汗の匂いは好きだ
』
……って、石田ァ!!
お前、そんな風に考えてたのかよ!?嬉しいぜ!!
雨竜
えっ…!?
いや、別にそれ程好きって訳でもなく……
君も死神達と同レベルの臭さだし
一護
…とか何とか口では言いながら、頭ン中では……
『黒崎は筋肉も素敵だし
』
……とか考えてんじゃねーか♪
雨竜
えぇっ!?
い、いや、それは、その…た、たまたま、今この瞬間だけ、そう考えただけで
一護
ふーん、たまたまねェ?……
『本当は黒崎の筋肉質な身体でぎゅうっと抱き締められるのが好きなんだ
』
……って、今、考えただろ!!
雨竜
……脳内思考が全部、黒崎に筒抜けなのか…
一護
それから……
『まあ、でも、毎晩、銀嶺弧雀にぎゅうって抱いてもらって寝てるから、黒崎本人は必要ないんだけどね』
……だとォ!?
雨竜
ああ、そうなんだ。
何しろ銀嶺弧雀は君にそっくりだからね。
いちいち君に会いに行くのは面倒だし、君の代わりに銀嶺弧雀に色々してもらった方が便利だろう?
一護
オイオイ
恋人とイチャつくのに、面倒くさがって代役で済ますなよ…
銀嶺弧雀
一護の代役してる俺は、「死神代行・黒崎一護」ならぬ「黒崎代行・銀嶺弧雀」ってトコだな!!
一護
コラァ!!銀嶺弧雀!!
イチイチ実体化して出てくんじゃねェ(怒)!!
……あ?
『銀嶺弧雀、なかなか上手いゴロ合わせじゃないか』
……って、石田も脳内で感心してんじゃねーよ( ̄▲ ̄;)!!
《終わり》
銀嶺弧雀と雨竜たんは、家族愛です。恋愛感情はありません。でもとっても理解し合ってるので仲良しです。
2011.07.30up
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