314話/くさってもイチウリ

次回予告より


次回予告の内容とは関係なく、今回のストーリーについて一護とコンがトークしてます。


コン■何だよ、イイ思い(※)しやがって!


(※)コンが一護の体に入ってる時に、虚に襲われた巨乳美女を助けました。
その後、一護が体に戻った所で、巨乳美女が一護に抱きついたから。
コンにしてみれば、自分が助けたのにイイところを一護に持ってかれたというわけです。


一■イイわけあるか。


コン■タイプじゃねぇか。
そーいや一護のタイプって聞いたコトねぇけど、どんなのがイイんだ?


一■ンなもん、好きになったらそいつがタイプなんじゃねぇの?


コン■テメー、ロマンチストだな!オイ!(笑)


一■笑うな!!



↑このシーンをパロってみました↓



一護
笑うな!!


雨竜
ふふふ。


一護
だから、笑うな……って、石田ァ!?


コン
オォ?
一護の「好きになったらそいつがタイプ」の石田キターッ!
しかも窓からキターッ!


一護
石田ァ
俺に会いたくてたまんなくなって、会いに来たのか!?


雨竜
いや、全然、まったく、これっぽっちも。
…ただの通りすがりだ。


コン
スゲェ否定されてんな、オイ。


一護
そこまで何重にも否定すんなよ…


コン
通りすがりが、ナンデ窓から入ってくんだよ?


雨竜
マントのついでに、たまたま。


一護
……マント?


コン
何がマントでタマタマなんだ?


雨竜
ふふふ。
春の新作マントを作ったから、試しに、空を(霊子で作った足場に乗って)飛びながら、風になびかせてたのさ!
やっぱりマントは優雅になびかせてこそ、だからね(≧∇≦)ノ彡


コン
スゲェ、笑顔


一護
石田はマントが異常なまでに好きだからな……。


コン
一護よりも、か?


雨竜
もちろん(≧ω≦)b


一護
だからっ、恋人の俺を否定すんなって!!!


雨竜
それで、たまたま黒崎の家を通りかかったから、寄ってみたんだ。


コン
タマタマじゃなくて、マントを見せびらかしたくて寄ったんだろ


雨竜
そう(←アッサリ肯定)
ほら黒崎、見てくれ!僕の新作マント!
かぎ針編みで編んだ花の刺繍を全体にあしらってみたんだ!
パステルカラーの小花が春らしくて可愛いだろう?(*^▽^*)


一護
あー……


コン
花がカワイイって、ブアイソなテメーが笑顔全開で言うかァァァ!?
一護よりコイツのが、よっぽどロマンチストだぜ


雨竜
いやいや、その点においては、僕なんて黒崎の足下にも及ばないよ。


一護
あァ!?どこが!?
そんなピロピロの服着てる石田より、俺がロマンチストだってのか!?


雨竜
ピロピロ……?(-_-


一護
あー、いや、ソレ、えっとー、お、お上品でおキレイなお花のマント


雨竜
何でも「お」を付ければいいってものじゃないけど………まあいい。


コン
オイ、一護!
マントヤローに言われっぱなしでイイのか!?


一護
……いい。石田は俺の天使だから。


コン
ハァァァ!?


雨竜
黒崎は、いつも僕の事を「俺の天使」「俺の女神」って言ってくれるんだ。
それこそロマンチストだろう?


コン
イヤイヤ、メガミっつーより、ただのメガネだろ!!
目ェ、クサってんじゃねぇのか、一護ォォォ!!


一護
正気だ(←キッパリ)


雨竜
ロマンティックな刺繍やレースやフリルが好きな僕でも、さすがに日常会話で天使だの女神だのは、恥ずかしすぎて使えないけどね。


一護
え゙ー、俺の愛の言葉にダメ出しすんのかよ!?


雨竜
……いや、君が僕の事を、天使様、女神様と崇め奉るぶんには何の不満もないよ。


コン
テンシサマ!?メガミサマ!?
ヤベェ、マジ、クサってる
一護も石田もロマンチックがクサってるーッ!!
ダブルでクサってるぜェェェ!!



《終わり》


くさってもイチウリ(笑)

2011.04.01up



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