月餅3P(フィン+シャル×フェイ♀/ホルモンクッキーネタ)
「フィンクス」
「ん?」
「ワタシ、女になた」
にぃ、と目を細めながらフェイタンが言う。ゆったりした服を着た小さな体は、一見して普段と変わらないように思える。
「オメーなぁ、寝言は寝て言え」
フェイタンはそう言うフィンクスの手を取って、自らの胸にあてがう。そこには控えめながらふっくらした乳房があった。
「おま…マジかよ!?」
「触りかたやらしいね」
慌てて手を離すフィンクスをからかいつつ、フェイタンは続ける。
「下の方も確かめてみるか?」
「いやいい!つーかお前、なんでそんなんなっちまったんだ!?」
「ホルモンクキー使た」
「何で!?」
「使てみたかたから」
「あ、そう…」
呆れたような声のフィンクスだったが、その顔には笑みが浮かんでいた。
「それにしてもよぉ、よくよく見たら随分可愛くなっちまってんじゃねえか」
「ワタシもともと可愛いね」
「自分で言ってんじゃねぇよ」
漫才のような会話を交わす二人。そこへもう一人現れた。
「ありゃ、お取り込み中だった?」
現れたのはシャルナークだった。
フェイタンの姿を見た瞬間、シャルナークはくりくりした目を見開いた。
「フェイ、女の子になっちゃったのか」
「みたいだな。結構可愛いくね?」
フィンクスの言葉を聞き流しつつ、まじまじとフェイタンの姿を見つめるシャルナーク。そしておもむろに手を伸ばすとその胸に手をあてがった。
「ね」
「ふんふん」
無抵抗のフェイタン。今度は股間の手触りを確認して、ふーんと唸るシャルナーク。
「うん、これは間違いなく本物だよ」
シャルナークの発言を受けて、フィンクスの目つきが変わる。
「おいシャル、オレにも触らせろ!」
「ははは。鼻息荒くしちゃって」
「スケベね」
苦笑いしながら、シャルナークは続けた。
「それでさ、せっかくだから試してみない?」
「何を?」
「女の子になったフェイタンの体をさ」
「マジで?」
「いいよ。興味あるね」
シャルナークの提案にやや当惑するフィンクス。フェイタンは乗り気なようだ。
***
(※ここからR18部分です)
ベッドの上に横たわっているのはもちろん全裸のフェイタンである。それを見下ろす形で、二人の男が立っている。
「ほら、もっと脚開いて見せて」
「恥ずかしいなこれ」
フェイタンの両足を掴み、ぐいっと開かせるシャルナーク。一方のフィンクスはまだ躊躇している様子だが、「早く脱げよ」というシャルナークの言葉に従って下半身だけ裸になっていた。
「これでいいんか?なんか間抜けじゃねぇかこの格好」
「我慢しろよ、もうちょっとしたら気持ち良くなるんだからさ」
「へーへー」
フィンクスは未練がましく手に持っていたズボンを投げ捨てた。露になった、鍛え上げられた肉体美。それはまさに芸術と呼ぶに相応しいものだった。
「へぇ〜、フィンクスってばいい体してるじゃん」
感心したように呟きながら、シャルナークは指先でそっとフィンクスの腹部に触れた。途端、全身を大きく震わせるフィンクス。どうやらそこが性感帯のようだ。
「おいシャル、ふざけんなよテメー」
「いいから早くするよ」
ベッドに転がったフェイタンが不満を漏らす。大きく開かれた脚の間は陰毛が少なく、ピンク色の秘部が丸見えになっている。
「じゃ、いくよ」
まず触れたのは、随分と可愛くなってしまったペニス…もといクリトリスだった。包皮に包まれたそれを優しく摘むと、すぐに硬度を増していく。
「おお。すげぇな」
思わず声を上げるフィンクス。シャルナークも興味津々だ。
「勃起するとこうなるんだな。ま、根本的には男の子と同じだもんね」
「……ぅ、あ……」
言いつつ、シャルナークは更に刺激を与え続ける。敏感な部分を責められる度に、フェイタンの小さな体がぴくんと震えていた。
「ひぁ、あ……ンん」
「うーん、可愛い声出すじゃないか」
「今さらだけど変な感じだな。フェイにおっぱいとま○こついてるなんてよ」
「まあ、確かにね。でもフィンクスが女になるよりは違和感ないよ」
「それもそうか」
そんなことを話しながらも、二人は手を止めようとしない。フェイタンの反応を楽しむかのように、執拗に愛撫を続ける。
「お前らしつこいね……」
「そう?まだ始めたばかりだよ?」
「こっちも弄ってほしいのかよ?」
フィンクスはニヤリとして、その手でフェイタンの乳房を掴んだ。
「あっ」
「乳首固くなってんじゃねぇか。揉んでほしくてしょうがないって顔してやがるぞ」
「違うね。寒いからよ」
否定するフェイタンだったが、体の方は正直だった。胸の先端はすっかり尖りきり、更なる快感を求めているように見える。
「はいはい。そんじゃ遠慮なく……」
「あ、ダメね」
制止を無視して、フィンクスはフェイタンの両胸を同時に攻め立てた。小さな膨らみ全体を包み込むようにして激しく揉み上げる。
「ふぅ、ん……く、ァ」
「あれれ、また可愛い声で鳴くようになったじゃない?」
クリトリスをしごくシャルナーク。彼の言葉に反応することなく、ひたすら喘ぎ続けているフェイタン。やがてその表情に変化が現れた。頬が上気し、呼吸は乱れている。
「おいシャル、コイツまさかイキそうなのか?」
「うん。多分ね」
「マジで?」
「ああ、間違いないと思う」
二人が会話を交わしているうちに、ついにその時が訪れた。フェイタンの体が大きく痙攣すると同時に、股間からは大量の液体が勢いよく流れ出したのだ。
「うぉ!マジでイッちまった!」
「凄いな……女の子になるとこんな風になるんだ」
「はぁ……ハァ……ァ」
余韻に浸っているのか、フェイタンは呆けたような顔をしていた。
「なんだフェイ、もうバテてんのかよ」
「あ……」
「自分だけ気持ちよくなってんじゃねーぞ」
言うなり、フィンクスはフェイタンの両足を抱え上げた。そしてそのまま強引に挿入しようとする。
「待て……少し休ませてほしいよ」
「うるせー。オレだって限界なんだよ」
力ずくで押し入ろうとするフィンクスだが、やはり初めての経験ということもあって上手くいかない。そこでシャルナークは横から覗き込み「もうちょっと下じゃない?」と言った。
ピントを合わせれば後は押し込むのみだ。肉の抵抗を感じながら、ゆっくりと、根本まで挿入していく。
「い……!!」
「痛ぇのか?やっぱ抜くか」
「やめなくていいね……早く動くよ」
「ん」
フィンクスの腰が動き始める。最初は緩やかであったが、徐々にスピードを上げていく。結合部から漏れ出た愛液がシーツを汚していった。
「く……ん、ン、ン、やぁ」
「気持ちいいのか?」
「……あ……は、……ア……あん」
「あーあ。全然聞こえてないみたいだね」
男同士のセックスとはまるで違う光景を目の当たりにしたフィンクスとシャルナークは興奮を抑えきれない様子だ。特にフィンクスなど、フェイタンを抱え対面座位でがつがつと突き上げ始めた。
「じゃあ俺はこっち」
「え?」
「お尻の穴に挿れるのさ」
「あ〜、なるほど」
わざとなのか天然なのか、おやじギャグのような相槌を打つフィンクス。
シャルナークがフェイタンの背後に回り込んだ。両手を掴んで引き寄せると、秘部を突き出すような体勢を取らせる。そして愛液をローション替わりにして指を突き入れほぐしていく。
「ほら、分かる?ここに俺のおちん○んが入るわけだ」
「ちょ…」
「力抜いててね」
「あ……!」
ズブリと、肛門への侵入が始まった。柔らかくなったそこに、いきなり奥深くへと沈められていく。
「うわ。すげー締め付け」
「あ、あぁ、だめねコレ、壊れる…」
「フェイ。オメー、ま○ことケツ穴同時に犯されて悦んでんのかよ?とんだ変態だな」
「違うね……お前らが無理矢理」
「へェ。ならやめる?」
「……」
そう言われると黙ってしまうフェイタン。
「素直じゃないねぇ」
「う、るさい……ひぁ!?」
後ろから突かれ悲鳴を上げる。背後ではシャルナークが激しくピストン運動を繰り返している。その度に腸壁越しに子宮口を叩きつけられる。前の方も相変わらずフィンクスに攻め立てられており、前後から与えられる刺激によって、フェイタンは気が狂いそうになるほどの快感を覚えていた。
(くそ……これヤバイね……)
今にも意識を失いそうな感覚に襲われる。視界が霞み始める。脳神経が焼き切れそうだ。
「指、舐めて」
シャルナークの顔に似合わず逞しい指が、フェイタンの小さな口に捩じ込まれる。舌先に触れたそれは人差し指だろうか。歯列の裏や上顎をなぞられ、背筋がゾクっとした。
「ふぅ……んむ、くちゅ……はぁ……ぅ」
「一生懸命になっちゃって。そんなにフェラが好き?」
「うるさいね。ささとイけ、お前なんか」
「はは。ひでぇ言い種」
「ん………、ぐ、……はぁ」
「うぉ!締まる……!」
フェイタンが奉仕している間に、二人の行為は更に激しさを増していった。フィンクスの息遣いが荒くなり、限界を迎えるまであと僅かといったところか。一方フェイタンの方はと言うと既に体力の限界を迎えつつあった。
「フェイ、オレもうイクぜ……」
「あ……」
直後、熱いものが体内に放出されたのを感じた。続いてシャルナークの精液が注ぎ込まれてくる。その瞬間、フェイタンの中で何かが崩れ落ちた。
「……ッ!……」
声のない絶叫と共に全身を大きく痙攣させる。そして次の刹那には、糸が切れた人形のように脱力しフィンクスの胸に倒れ込んでしまった。
「おい、大丈夫なのか?」
「気絶してるみたいだね」
心配する二人だったが、当の本人は気持ち良さそうに寝入っているではないか。その姿を見た二人は顔を見合わせて笑った。
「こうして見ると可愛いねぇ、やっぱり」
「まーな。てか女になってた時の事って覚えてんのかな?」
「覚えてるんじゃない?あれって性別を変えるってだけで記憶には干渉しないみたいだし」
「ふーん。起きたら訊いてみるか」
こうして、三人の行為は幕を閉じたのであった。
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