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<注意書き>
・高瀬が馬鹿です。
・高瀬が阿呆です。
・高瀬が変態です。
・飲尿シーンがあります。(ここ重要)
以上の内容が大丈夫だという方は、どうぞよろしければスクロールお願いします。
・仁湖side
「ゃ…ぁ、…あ…っ」
もうどうすればいいのか分からず、俺は首を弱々しく横に振りながら、大粒の涙をポロポロと流す。
こんな汚い物を俺は高瀬に飲ませているのだ…。
そう考えるだけで、気がおかしくなりそうになる。
「だ……め…ぇ」
俺の懇願が高瀬に届くことはない。
その証拠に今日一度も俺の意見は全て通っていない。
だけど力で抵抗出来ない以上、せめてもの思いで俺は必死にお願いする。
「ぁ、…ン、高瀬…っ」
…すると高瀬は俺のペニスから口を離す。
どうやら俺の願いは届いたようだ。
俺はチョロチョロ…と少量の尿を出し続けているものの、安堵の溜息を吐く。
「ひぁ、…ぁ、ゃ…っ?!」
……しかし安心するにはまだ早かったようだ。
どうやら高瀬は俺を“解放”してくれたのではないらしい。
高瀬は、チョロチョロと出続ける俺の尿が床に零れないように、両手でお椀を作るようにして手の中に溜める。
「…ぁ、ああ…っ、ぁ、ゃ…っ」
非現実的な光景に、俺は何度も自分の目を疑う。
これが夢であればいいのにと思うのに、そう上手くは行かない。
そして高瀬は溜った尿を俺に見せ付けるような素振りをした後、尿塗れの手で俺の太股を撫で回してくる。
「…た、かせ、…だめ、…ン、ゃだ、…怖いっ…」
“怖い”。
そう確かにこんなことは“怖い”し“嫌”だ。
…だけど何より一番“怖くて嫌”なのは自分の性癖についてかもしれない。
「……ンっ、あぁ…ぁああン」
俺は自分の尿塗れになっている高瀬の手の平で太股を弄られ、ペニスを弄られて、思わず射精してしまった。
尿の代わりに、今度は白い液が宙を舞い床に落ちる。
“なんで俺はこんなに興奮しているんだろう?”
「ああ…ぁあ、ン、ひぁあ゛…っ」
「……本当に堪らねぇよ、仁湖…」
「イく…、あぁ、ン、せいえき…、が止まらないぃ…、」
俺は今まで味わったこともない快楽に、腰を抜かしてしまい尻から床に座り込む。
床は俺の放った尿や精液やらで、汚れている。
……長い射精を味わいながら、俺はふと上を見上げる。
「……ぁ…ぁあ…、」
そこにはギラついた目つきで俺を見下ろす高瀬が居た。
…その光景を最後に、俺はその場で意識を失ったのだった。
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