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「…怒って、ない…?」
緑間の頬に大粒の涙が伝う。
緑間は泣きながら、俺の機嫌を損ねていないか不安げな表情で俺に訊ねてきた。
“怒る”?
…はっ、怒るも何もねぇだろ。
むしろ俺は緑間のこんな姿を見られて、機嫌がいいくらいだ。
まぁ、こんなことは緑間には絶対に言わねぇが。
「……藍崎…?」
何も答えない俺に、緑間は更に不安が増したのだろう?眉尻を下げて、まるで捨てられた子犬のような表情を浮かべている。
「…それより脱げよ。」
「……え?」
「脱げって言ってんだ。」
「で、でも…、」
「お前は下着の中が精液でグチュグチュのままでいいのか?」
「……っ、」
比喩表現無しに、ストレートに事を告げれば、緑間の白い頬が瞬時に赤に染まった。
「あぁ、変態のお前はそのままのほうがいいか?」
「ち、違……っ」
「俺の匂いだけでイっちまうような奴だしな。」
「…ふ、藍崎…ぃ…」
言葉一つで再び泣き出す緑間を見て、背筋に震えが走った。…ああ、何でこいつはこんなに可愛いのだろうか?
もっと苛めたい。
もっと責めたい。
緑間の前だと自分のサディストな部分を隠すことすら出来ずに、俺の目の前で震えて泣き続ける緑間を言葉で苛め続ける。
「…自分で脱げねぇなら、脱がしてやろうか?」
「……ぁ、ゃ…?!」
緑間が付けているベルトに手を掛けて、学校指定の制服を脱がそうとすれば、緑間は微かだか抵抗の色を見せる。
「…あ゛?」
「じ、自分で、…脱げるから…、」
尻の穴がドロドロになるまで慣らしてやって、自分のチンポを奥の奥まで挿し込んで、ぶっ壊したい気持ちを押さえ込みながら、目の前で自分で服を脱ぐ緑間の姿を見続ける。
緑間は手が震えて上手く動かせないのか、時間を掛けながら下半身に纏っているものを自分で全て脱いだ。
制服のせいで微妙に見えないところが、余計に煽られる。
「藍崎の、ベッドシーツが汚れちゃうよ…?」
「…いいんだよ、そんなこと。」
…どうせ、今からもっと汚れるんだから。
その台詞を口にすることなく、俺はこれ以上自分の欲を抑えきることが出来ずに、下半身を露出させている緑間の身体をベッドに押し倒した。
「…あぅ…っ」
押し倒された際に出た、緑間の悲鳴のような声を聞きながら、俺は緑間が着ているシャツを手で破いた。
「…な、何して…?!」
「黙ってろ。」
「………っ、」
そう言えば、大人しく黙る緑間。
そんな緑間の従順具合に気を良くしながら、俺は露になった緑間の白くて柔らかそうな肌を指の腹で一通り撫で回した後、皮膚に噛み付いた。
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