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「…ひぃ…、」
噛まれた痛みに悲鳴を上げて、悲痛の表情を浮かべる緑間。そんな声や表情さえも、俺には興奮剤にしかならない。そんなことは知らない緑間は、俺が皮膚に噛み付く度に、艶っぽい悲痛な声を上げて、眉間に皺を寄せる。
「あい、ざきぃ、…痛い、痛いよぉ…っ」
「知らねぇよ。」
「……ふ…ぅ」
自分が酷いことをしているのは自覚がある。
…だが、こいつの…緑間の前だと理性を抑えられなくなるのだ。だからこそもっと緑間の色々な表情が見たい。
そして俺は既にプクンと立ち上がっている淫乱な緑間の乳首にしゃぶりついた。
「あぁァ?!っ、ふぁ…ン」
いきなりの俺の行動に驚いたのか、緑間は大袈裟な程身体を震わせると、俺の髪の毛を掴んで引き離そうとしている。
「は、…ぁ、ん…ぁあ」
しかし思うように力が入らないのか、緑間の手はまるで甘えるように俺の髪の毛を軽く引っ張るくらいしか出来ていない。その仕草が、まるで“もっと”と言っているように思えて、更に俺を煽る結果となっていることに緑間は気付いていないだろう。
「も、ゃ…ダメ、そこ、ンぅ」
「駄目じゃねぇだろ?」
「だ、駄目…だから、ぁぅ、…ゃめて…」
「何で駄目?」
「………っ、」
我ながら意地悪な質問だ。
大体の予想が付いていながら、駄目だという緑間に理由を訊けば、元々赤かった頬が更に赤くなった。
「藍崎…っ」
「おら、早く言えよ。」
「ゃああ…ァ?!」
「言わねぇと、止めてやんねぇぜ?」
「……ふぁ…」
指で緑間の乳首を捏ねたり、爪を立てながら、喘ぎ鳴く緑間の姿を堪能する。
「だ、だって…、」
「ん?」
「だって藍崎が近いから、…ァ、匂いがするし、…それに、好きな人に…ふぅ、藍崎に触られたら俺、おかしくなりそうで…っ」
緑間は両腕を使って顔を隠しながら、喘ぎ声が混じりながらも、「駄目」と言った理由を喋った。
…こんな可愛い事を言われて我慢出来る男が居るだろうか?…俺は出来ない。柄になく頬が熱くなるのを感じながら、俺は次の行動に移った。
「……だから、もう止めて……っ?!」
更に制止の言葉を吐く緑間の太股を掴み、無理矢理脚を左右に開かせる。
…そして先程射精したばかりだというのに、勃起させて先端からいやらしい汁を垂れ流している緑間のチンポを口に銜える。
「ひ、ぁ、ぁああァ?!」
そうすれば緑間は悲鳴のような喘ぎ声を出しながら、身体を痙攣させて、俺の口の中で再び精を放つ。
俺は放たれた緑間の精液を零さぬように、一滴も残さず吸い取り、わざと音を立ててゴクリと飲み込んだ。
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