▼ 9(真田視点)
「…ひぁぁああっ!」
「…く、狭ぇな…」
俺のチンポを挿し込んだ瞬間、悠斗が呆気なく射精した所為なのかもしれないが、凄く狭い。
ドロドロに蕩けていて、腸内は熱いくせに締め付けは抜群という、悠斗の名器に息を吐いて快楽を受け流す。
「…は…ァ、…ンぁあ、っ、入ってる、…ンっ、あんな大きいのが俺の中に、…ひぅ、入ってる…っ、」
「…あぁ、お前のここは美味しそうに根元まで食ってるぜ?」
「ゃああ、ああ…ンっ」
後ろを振り返って結合部分を見て、悠斗は大粒の涙を流しながら、再び俺を煽るような言葉を喋る。
俺も悠斗の白くて柔らかい尻タブを両手で掴んで、左右に開いて結合部分を見る。
「…ずっぽり食いやがって。この淫乱が。」
「ちが、…ぁああンっ、ひぁあ…ン」
「違うなら、何でこんなによがってんだ?」
「も、…ぁああ、ゃ…っ、ひぅ」
言葉で苛めてやると、悠斗はひっくひっくとしゃくり上げながら泣き出した。幼子のような悠斗の泣き方に、俺のサディスティックな部分が更に煽られていることなど、媚薬に侵された悠斗は気付きもしないだろう。
「…堪んねぇな、お前は…、」
「も、…やめ、ああン、ひぁあ…」
腰を動かして奥深くにある前立腺を、チンポで押し潰し擦り上げる。そうすれば悠斗はずっとイきっぱなしの状態だ。
涎を零し、涙を流し、チンポからは白濁を垂れ流している。どれもこれも俺を魅了して止まない。
まるで俺に抱かれるために産まれてきたかのような悠斗との相性の良さに、俺は自分の欲を放つために更に腰を激しく動かす。
「あぁあ、だ、め…ン、まだ…イってるから、…ひぁあァ、動くな…ぁ」
「知るかよ。てめぇが淫乱だからだろうが。」
「も、…だ、め…あああン、だめ、駄目、だめぇえ…っ!」
何処か焦りを含んだ悠斗の制止の声を無視して、悠斗の穴の中を味わう。すると急に悠斗の身体が痙攣し出したと思うと……、
「…ひぁあ…ぁあァ…」
泣き声交じりに喘ぎながら、小便をしていた。いや、“していた”というのは正しくないだろう。正しくは漏らしたんだこいつは…。
「……はっ、お前…、やべぇな…」
泣きながら漏らしている悠斗に興奮して、俺は唾をゴクンと飲み込んだ後、ケツ穴に精液を注ぎ込んでやった。
「…ひぅ…っ、ああ…ァ」
ジョボジョボという音とアンモニアの臭い。そして精液特有の青臭い臭い。
部屋の中に充満して、俺を煽って仕方がない。
今射精したばかりというのに、俺のチンポはまだまだ萎える気配すら見せない。
「とんでもねぇ、雌犬だな。」
いくら媚薬を盛られているからといっても、行為中に漏らした奴なんか見たことねぇよ。しかも処女で、初めて後ろにチンポを突っ込まれた奴が…。
「…ンぁ…、ご、ごめんなさ…、ひぁ…ァ」
「謝罪なんかいらねぇ…。お前は喘いでな。」
「ひぁあっ、ああン!」
……それから幾度となく俺たちは繋がった。
何度悠斗が気を失おうが、無理矢理揺さぶり起こして、快楽を与える。
悠斗は俺のと自分の精液、そして小便で身体を汚しながら、俺好みに泣きながら早朝まで喘ぎ続けたのだった…。
*****
「……………」
「………ん」
すやすやと気持ち良さそうに眠る悠斗を、俺は行きつけのバーに預けた。
何度も自分の檻に閉じ込めてやろうと考えたのだが、…すぐにその考えは打ち消された。…これ以上悠斗と居ると気が狂いそうだったから。傍に居るといつか俺は悠斗を殺してしまいそうだったから…。
…多分この感情は俺が今までに経験したことがない。
“愛”だの“恋”だの、そんな安っぽい感情以上の、…言葉では言い表せない感情を悠斗に抱いてしまっている。
これ以上俺の傍に悠斗を置いておくのは得策じゃない。…昨日の悠斗の記憶が、媚薬で無くなっていることを願いつつ、俺は悠斗を置いて県外に逃げたのだった…。
「……何だ、こいつは…?」
「真田さんも一発どうですか?」
「……男に興味なんてねぇ。」お前の罪は俺を魅了したことと、手放してやったのにまた俺の目の前に現れたこと……、そして他の男にその身体を触らせたこと。
…お前の罰は、これから一生を掛けて償ってもらおうか。
END
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