▼ 5(真田視点)
「…な、に言って…、」
声を震わせながら再度訊ねてくる男に、俺は耳元でもう一度囁いてやった。
「しゃぶれ。」
「………っ」
そして背後から拘束していた男を無理矢理膝まづかせ、その後男の後頭部掴み、ズボンを膨らませている俺の下腹部に押しつける。
…そうすれば男はやっと自分の置かれた状況を理解出来たのか、抵抗を始めた。しかし媚薬の所為なのか抵抗する力も弱い。
俺はいとも簡単に押さえつけると、再び暴れだそうとする男のチンポを直に足で踏み付けた。
「…ひぃっ、ああ…っ!ぃ、…ァ、ン、く…」
「……そんなに乱暴にされてぇのか?」
「い、た、…ンぁ、…ああン、く…ァ」
「本当に痛ぇだけか?違うだろ?」
精液塗れの男のチンポを、素足で踏み付ける。そうすれば男は痛いと泣き出すのだが、男のものは萎えることなく勃ち上がったままだ。
しかも先端からエロい汁を垂れ流していて、俺からしてみれば、踏まれて喜んでいるように見える。
「や、…め、ぃ、…っ、ン、ひぁあ…っ」
「…本当に止めていいのかよ?」
「ん、…ゃ、…め、ろ、…ふぁ、ンくっ」
再度訊ねれば、男はひっくひっくとしゃくり上げながら涙を流して、力弱く首を縦に何度も振っている。
「止めて欲しいなら、しゃぶれ。」
「…ン、わかった、から…、あ…ン、も、やめ、…っ」
俺は最後に一際強く踏み付けると、従順になった男から足を離す。
「は、…ン、っ、く…ひぁ…」
「どうすればいいかは分かるだろ?」
「わ、…かんな、い」
分からないという男に、俺は一つ一つ教えていく。
…普通なら面倒くせぇと思うだろうが、この男を自分の手で一から躾けられると思うと、楽しくて仕方がない。
まずはベルトを外すように指示をする。そうすれば男は震えている手を動かして、ベルトを外していく。その後はズボンのホックを外させ、下着の中から肥大したチンポを取り出させる。
「………っ、」
ずらした下着の中から勢い良く飛び出した俺のものに、男は息を飲んだ。
「……こんな、の、…無理、」
自分のものとは違う俺のチンポを見て、男は顔を歪める。赤黒くて脈が浮かび上がっている自分のものは、確かにグロテスクな物だと思う。…だが、こんなとこで許してやるほど、俺は生易しくねぇんだよ。
「…いいから、銜えろ。」
「ンっ?!…んぐ、っ」
無理矢理男の後頭部を掴み、一気に根元まで銜えさせる。「やり方を教えて、自分好みに一から躾けてやろう。」と思っていたのだが、…やはり俺にはそんなまどろっこしいものは性に合わねぇ。
…こいつの苦しんでる顔が見たい。
…涙を流しながら泣きじゃくる姿が見たい。
…泣いて俺に縋り付く姿を見たい。
歪みきった感情が、支配欲と征服欲にとして現れる。
「ふ、…ン、ぐ、…ぁ、…っ」
「…歯は立てんなよ。」
「ン、っ、ふ、ぅ…ぐ、ぁ…ン」
ガポガポ、ジュポジュポ、という卑猥な音が鳴るほど、俺は男の頭を乱暴に動かす。
男は大粒の涙を流しながら、喉を突かれる苦しさにえずく。
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