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「…な、…何言って…っ…」
声が自然と震える。
…男たちの話を聞くと、
俺は教師。
見えるような傷や痕があれば、他の教師に疑われる。
俺が誰に暴力を振るわれたのかを喋れないように、口封じを行うようだ。
非現実的な出来事に眩暈で倒れそうになる…。
「…お、俺は誰にも言わない…っ。」
「信用ならねぇよ。」
再度目の前の男に、「しゃぶれ。」と言われて、俺は今からしなくてはいけないのだろうことを考えて、目元に涙が溜まってきた。
「……泣いてるぜ、この教師。」
「可愛い。」
馬鹿にするような言葉を降りかかり、遂には涙が頬を伝う。
目の前に居る男は、そんな弱りきった俺の姿に興奮したのか、カチャカチャと金属音を鳴らしながら、自分でベルトを外して、下着の中から肥大したペニスを取り出す。
「……ひ…っ」
口元に押し付けられた青臭い肉の塊に、俺は唇を噛んで顔を背ける。
「早くしゃぶれ。」
俺はみっともなく涙をポロポロ零しながら、何度も首を力強く横に振る。
「……早くしねぇと、俺たち気が変わって、赤坂ぶっ殺すかもな。」
「………っ…?!」
生徒を天秤に掛けられ、俺は焦る。
チラリと手首を縛られた赤坂を見ると、バチッと視線がぶつかり合う。
「………っ…」
赤坂にも大勢の三年の生徒に見られながら、男のペニスを銜えるのは、嫌悪以外の何ものでもない。
…俺は赤坂から視線を外して、目の前の先走り汁を流しているペニスに視線を向ける。
「………ふ……ぇ」
涙を零しながら、俺は意を決して目の前のペニスを舌を出してチロっと舐める。
「……っ…ぅ」
…苦い。
…まずい。
…臭い。
雄独特の臭いに顔を顰めながら、俺はたどたどしく舌で何度も、溢れてくる汁を舐める。
「…はっ、チンポ舐めてるぜ、あいつ。」
「……エロ…っ」
聞こえてくる罵声に、更に涙が溢れる。
…俺だってしたくてしてるわけじゃない。
「…ん…っ、ン」
「そんなんじゃ、気持ち良くねぇよ。銜えろ。」
「…んんぐっ…?!」
後頭部を掴まれて、一気に大きいペニスを喉元まで銜えさせられる。
「う…ぐ、…ふぁあ…ン」
喉元にまで入ってきたペニスに俺はえづく。
そんな俺の状態に気を良くしたのか、男は俺の頭を押さえつけたまま何度も何度も腰を振って、奥まで入り込んできた。
「ひ…、っ、んぁあ…っ、ぐぅ…っ」
ジュッ、ジュッ、グチュ、ジュパッ…
みっともない音が鳴り出す。
俺の唾液と男の先走り汁が混ざり合った音だ。
「……やべ、…俺、勃ってきた…」
「俺も……」
「お前ら、手でも使えば?」
俺に無理矢理銜えさせている男が、少し息を荒げて上ずった声で、そう言う。
すると周りに居た男たちは、先程の男と一緒のように金属音を立ててベルトを外すと、中から赤黒いペニスを取り出した。
「…おら、扱け。」
「んぶ、…んぁ…ンっ」
男のものを無理矢理口に突っ込まれながら、両手に肥大したペニスを掴まされる。
「ぅ…ぇ…っ」
ヌルヌルとした感触。
ペニスを掴んだ手の上から、男に手を握られ無理矢理手を動かされる。
「ひぐ…っ、んんンっ…」
グチュ、ズチュ……
気持ち悪い……。
口の中で溢れる苦い汁も…、
手の中で零れる粘った汁も…、
「ひぅ…っ、んぅ…」
ジュポ、ジュポ…と俺の口を使って快楽を味わっている男は、更に喉の奥まで突いてくる。
「…く…っ、…イくぞ…」
「…んー…っ、…んんんッ」
銜えさせられているため喋れない俺は、何度も「嫌だ、嫌だ」と目線で訴える。
…しかしそんな努力は虚しく、男は俺の口からジュポンっとペニスを取り出すと、俺の目の前で限界まで肥大したペニスを扱いて、ビチャ…っと精液を俺の顔に放った。
「…ン…ぅ…っ」
ビチャ、ビチャ…と掛けられる熱い精液に、俺は目をギュッと閉じる。
青臭く、粘り気のある精液は、…ヌトーと俺の頬を伝っていく。
「……エロい顔…」
「…ふ…ぅ…ン」
「おい、綺麗にしろ。」
男の言葉に抵抗できず、俺は精液で汚れている先端部分をチロチロ…っと舌を出して舐める。
そしてジュポ…と音を立てて何度か口に銜えて扱くと、男は満足したのか、俺の口からペニスを出した。
「…ン…っ」
未だに俺の手の中には、男の汚らわしいペニス。
抵抗出来ない俺は早く手を離したくて、カリの部分を指で締め付けながら、自分から手を動かして男たちを一秒でも早くイかせようとする。
……しかし自分のベルトに掛けられた男の手に俺は驚き、手の動きを止める。
「ちょ、…止め、…何して…っ?!」
バタバタと足を動かして抵抗すれば、男達に足を押さえつけられる。
その間にも、他の男たちが俺のベルトを外して、ズボン、…そして下着も脱がした。
「……っ…ぅ…」
恐怖で縮こまったペニスや睾丸を男達に見られ、俺は羞恥で青ざめていた顔を、真っ赤に染める。
「…小っせ…。」
「何だ、このチンポ。食えるんじゃねぇか?」
身長と一緒で、高校生よりも小さいペニスを見て、男たちは愉快そうに笑う。
俺は侮辱されて、唇を噛み締めながら涙を流す。
「…あ、…うわっ、…止めろっ?!」
ガパッと足を左右に広げられ、胸に付きそうなほど上に上げられる。
「見ろよ、エロ…っ。」
「先生、エロいケツ穴してんな…。」
ペニスや睾丸どころか、誰にも見られたことがない尻の穴を見られ、そして感想まで言われて、俺は悔しさに顔を歪める。
「…うわ、…ン、…やめっ」
ツゥ…と一人の男に穴の周りを指で撫でられた後、指が少し入ってきて俺は酷く焦る。
「ば、…痛っ、…くそ、やめろ」
「いいのか、抵抗して?」
「赤坂がどうなってもいいのかよ?」
「……っ…」
…卑怯者が…っ。
赤坂の名前を出されれば、俺はそれ以上何も言えず、穴に埋められて感じる痛みと、不快感にひたすら耐える。
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