GA☆N☆SHA







「…っ…ン」

ドロリ…と頬を伝う熱い液体。青臭さに不快感を覚える。

“これは何?"なんて野暮なことは訊かないし、考えない。言われなくても嫌でも分かる。

「…ぁ、ゃ…、」

それに今だって俺の頬に、ビチャビチャと降り注がれているのだから…。


「…は、仁湖…っ、」

眉間に皺を寄せて俺の名前を呼びながら、凶器のような大きいぺニスを、自分の掌でシュッシュッと扱く高瀬。
その度に俺の顔中に熱い精液が掛かっているのだ。


「…ふ、ァ…」

顔を反らしたくても高瀬に押さえ付けられているため、されるがまま。
高瀬は溜まりに溜まった欲望を全て吐き出すように扱きながら、ペチペチと大きなぺニスで俺の頬を叩く。


「も…ゃぁ、」

しかもそれだけでは足らなかったのか、未だにピュクビュクと精を吐き出しているというのに、再び俺の口内にぺニスを挿し込もうと、無理矢理押し付けてくるのだ。


「た、か…せ」

そこで高瀬の名前を呼んだのがいけなかったのだろう。
微かに開いた口の隙間に捩じ込むかのように、高瀬はぺニスを突っ込んでくる。


「っ、ん、ぁ…ンっ」

「…に、こ、仁湖…」

「んっ、ぶ…はァ」

口の中に青臭さが充満する。高瀬が腰を動かす度に、高瀬の精液と俺の涎が混ざり合って、俺の口の中では、…ニチャ、クチュと卑猥な音が鳴る。

こんな苦い液体、飲みたくないのに、高瀬のぺニスを突っ込まれているため吐き出すことも出来ず、俺は喉を鳴らしながら飲み込むしかな出来なかった。

「っ、ン、ぶァ、は…っ」


…そして俺が解放されたのは、高瀬が満足してからだった。俺の口の中を粘つく液体でいっぱいにした後、…ヌチャ、と白い糸を引きながら腰を引く高瀬。



「…仁湖…」

「…………」

「……可愛い…」

「…っ」

優しく愛を囁いてくれる高瀬とは打って変わって、俺はというと放心状態だ。


未だに頬に付いている高瀬の精液。頬から顎に、そして首筋にまで滴り落ちる感覚は不快だ。
そして口の中は、まだ高瀬の吐き出した精液で粘っている。舌を動かせば精液が卑猥な音を立てている。


「………、」

確かに誘ったのは俺からだが、俺は初心者なんだ。もっと手加減してくれて良かったはずだ。


「…………っ」


それなのに高瀬は、初心者の俺に、が、顔射だけでは飽きたらず、口内射精だなんて…。
は、破廉恥過ぎる。



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