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舌先で触れるザンザスの先端は既に張り詰めスクアーロの与える刺激にピクピクと反応する。主が恍惚とする様を見ているだけでスクアーロは腹の奥底が熱くて堪らなくなっていた。



「ふ…ぅっ……ザンザス…なぁ、もう……いいかぁ?」



「…淫乱め…好きにしろ」


鋭く冷たい印象の普段からは考えられないほど、とろけそうに弛緩した目元を熱っぽく潤ませたスクアーロは、その一言を聞くと待ってましたと言わんばかりに自身の下着を脱ぎ捨て、ザンザスにのしかかった。



(熱ぃ……なんだこれ…俺どうしたんだぁ?)


さて、クドいようだけどもルッス先生からのアドバイス。
『キスは大事よ!ガッツリ舌絡めながら下も絡め…オホホ、失礼っ★』


(アイツ下品だよなぁ…)
あんまり喋らせるとルッス先生が暴走するので参考にはならない。適当に無視が丁度いい。




「…ザン…ザス…、…んっ」


首に腕を回して主の名を呼ぶ。顔を近づけると彼もそれに応え、お互いの唇が重なった。

「…ん……ふぁ、ぁ…」


クチュッ


チュッ


静かな室内に、絡まり合う舌が水音を響き渡らせる。お互いがもっと、と求め合い追いかけ合う。



「ふぁっ…!」



まるで一つに溶け合うかのような濃厚なキスの中、ふいにスクアーロの下腹部、そこに心臓があるかの如く脈動を感じる脚の間に、自分の熱とは違う熱く硬いものが触れた。





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